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2004年スペイン総選挙
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2004年スペイン総選挙(2004ねんスペインそうせんきょ、スペイン語:Elecciones generales de España de 2004)は、スペインにおける国会を構成する国会議員を選出するため2004年3月に行われた選挙である。元老院(上院)と代議院(下院)の両院で選挙が行われた。
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概要

選挙戦当初は、アスナール率いる国民党が優位に立っていたが、選挙戦最中の3月11日に首都マドリードで爆弾テロ事件(マドリード列車爆破テロ事件)が発生し、200名余りが死亡する大惨事となった。当初政府はETA(バスク祖国と自由)によるテロと断定したが、ETAは事件直後に犯行を否定、アルカーイダ系のテロリストグループが犯行声明を発表した。この結果、イラク戦争に兵士を派遣したアスナール政権に対する批判が集中し、社会労働党が比較第一党に躍進、8年ぶりに政権を奪回してホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロが首相に就任した。
選挙結果
要約
視点
下院
投票日:2004年3月14日
- 首相:ホセ・マリア・アスナール(国民党)
- 有権者数:34,571,831名
- 有効得票数:25,891,299票
- 投票率:75.66%
- 代議院定数:350議席
- 選挙制度[2]:県単位(52県)の比例代表制(350議席)
- 選挙区定数は人口比例で配分される。但し、アフリカ地域の2県(セウタ・メリージャ)は定数1の小選挙区制
- 投票は政党あるいはその連合のリストを選択する。個人候補は認められない。
- 各リストへの議席配分は、県単位のドント式で実施するが、得票率が3%未満のリストは議席配分の対象外となる。
- 出所:“Detalle de Elecciones - Elecciones Congreso de los Diputados Marzo 2004”。尚、議席を獲得できなかった政党については掲載しなかった。
上院
- 総有権者数:34,571,831
- 投票総数:26,187,162(75.75%)
- 棄権:8,384,669(24.25%)
- 有効投票数:25,426,107(97.09%)
- 無効票:761,055(2.91%)
- 候補者獲得票:24,746,291(97.33%)
- 白票:679,816(2.67%)
国民党は上院では25議席を失ったが、第一党の座は守った。社会労働党は前回より28議席増やした。議席配分は以下のようになった。
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首相指名投票
2004年4月16日スペイン社会労働党書記長で同党の首相候補者ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテーロが第一回の投票で6党の支持を得、得票数183票で指名された。反対票を投じたのは唯一最大野党の国民党のみであった[3]。
脚注
関連項目
外部リンク
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