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この項目では、西暦について説明しています。
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2010年(2010 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、金曜日から始まる平年。平成22年。
この項目では、国際的な視点に基づいた2010年について記載する。
5月
- 5月1日 - 上海国際博覧会の開幕 :中国の上海市にある上海世博園で10月31日まで開催される。
- 5月2日 - ユーロゾーンとIMFはギリシャへの1100億ユーロの財政支援の提供で合意した。この内容はギリシャに厳しい緊縮財政措置を取らせることを含む。
- 5月3日 - 28日 - NPT再検討会議開催
- 5月6日
- 5月9日 - EUが7500億ユーロのユーロ圏支援策で合意。ユーロ圏諸国による4400億ユーロの融資資金、600億ユーロ規模の緊急安定化基金、国際通貨基金(IMF)からの2500億ユーロが含まれる。
- 5月10日 - フィリピン大統領選挙が実施された。5月10日夜の開票率57%の段階でベニグノ・アキノ上院議員が40.58%を得票し、圧勝が確実。2位のエストラダ前大統領は得票率25.72%、一時は世論調査でアキノに迫った実業家のビリヤール上院議員は13.85%で3位にとどまった[15]。
- 5月11日 - イギリス庶民院総選挙で敗れた労働党のゴードン・ブラウン首相が辞任し、エリザベス女王がデービッド・キャメロン保守党党首を新首相に任命した。これを受けてキャメロン新首相は自由民主党との連立政権を樹立し、1997年にジョン・メージャー政権が総辞職して以来の保守党首班による新政権が発足した。[16]。
- 5月14日 - スペースシャトル・アトランティス号の打ち上げ(STS-132)。
- 5月19日 - タイで反政府派のデモ隊に治安部隊が突入し一部鎮圧、反政府派の幹部がデモ終了を宣言。
- 5月22日 - インド南西部のマンガロール国際空港で、エア・インディア・エクスプレス812便(ボーイング737)が墜落し、乗員乗客158人が死亡。
11月
- 11月2日 - アメリカ合衆国で中間選挙が行われ、バラク・オバマ大統領率いる与党民主党が惨敗。上院・下院共に共和党が議席数を伸ばし、下院では過半数の議席を得た。上院は民主党が過半数を守った。[26]
- 11月4日 - アメリカ合衆国連邦準備制度理事会 (FRB) が、6000億ドルの追加の国債買い入れを決定[27]。
- 11月6日
- 日本の京都府でAPEC財相会合が開催され、「通貨の競争的な切り下げを回避する」「為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する」との共同声明を発表。
- 台北国際花の博覧会の開幕 :閉幕は、2011年4月25日。
- 11月9日 - ミャンマーで20年ぶりに総選挙が実施され、軍事政権が支持する与党「連邦団結発展党 (USDP)」が80%の議席を獲得。野党は不正行為があったと非難。
- 11月11日 - 12日 - 韓国のソウルで第5回G20主要国首脳会議が開催される。
- 11月12日 - 27日 - 中国の広州市で第16回アジア大会が開催される。
- 11月13日 - ミャンマーの民主化指導者アウンサンスーチーが解放され、自宅軟禁が7年半ぶりに解除される。
- 11月13日 - 14日 - 日本の横浜市でアジア太平洋経済協力会議 (APEC) の首脳会議が開催される。
- 11月23日 - 延坪島砲撃事件が勃発 :朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が韓国の延坪島に対して122多連装ロケット砲による170余発の砲撃を行う。韓国兵士2人が死亡、4人が重傷。民間人2人が死亡、4人が負傷。民家60件以上が延焼。韓国軍はk-9自走砲により80余発の応射を行った。
- 11月28日
12月
- 12月7日 - 日本の金星探査機「あかつき」が金星周回軌道投入に失敗[30]。(2015年12月に投入に成功[31])
- 12月8日 - 18日 - FIFAクラブワールドカップ2010が開催される。
- 12月25日 - オーストラリア北東部クイーンズランド州に熱帯低気圧が上陸し、1時間に100mmを超える猛烈な雨が降り、洪水や地滑りが発生。翌年1月17日までの間に少なくとも28人が死亡し、家屋1万1900棟や事務所など約2500軒が完全に冠水、1万4700棟と2500軒が部分的に冠水した。市内のビジネス街にある給電施設37ヵ所への送電が停止し、家屋11万8000戸で停電が発生。大多数の地区で携帯電話が利用不可となる。経済被害は1兆円程度とされる。
国際年
- 国際生物多様性年(International Year of Biodiversity)
- 文化の和解のための国際年(International Year of the Rapprochement of Cultures)
- 国際ユース年(International Year of Youth) - 2010年8月12日〜2011年8月11日
3月
- 3月10日 - キム・アユン、子役、モデル
- 3月22日 - ジュ・アラ、子役
ドラマ
- ワームホールを通過し、砂漠の惑星サン・ヘリオスから宇宙生物が地球へ侵入する。(『ドクター・フー』)
- 6代目マスターが復活、死の門をくぐってタイムロードとギャリフレイも復活し地球存亡の危機。(『ドクター・フー』)
- 11代目ドクターがクレイグと出会う。彼の家の2階にエイリアンが潜伏していることを突き止める。(『ドクター・フー』)
- エイミー・ポンドがローリー・ウィリアムズと結婚する。また、リバー・ソングがエイミー宅の本からパンドリカとローマ兵の正体に気づく。(『ドクター・フー』)
- ウイルスの蔓延を食い止めるために米軍が「コバルト作戦」を実施。ロサンゼルスやアトランタなどの主要都市がナパームによって空爆される。(ウォーキング・デッド: ザ・ワンズ・フー・リブ)
漫画
- 1月1日 - つづれ屋21エモンが誕生する。(『21エモン』)
- ゴルゴニア連邦のヒトーリン首相、パプロス博士に幽霊製造機の製作を命令する。パプロスのペンシル大学時代の親友・お茶の水博士がゴルゴニアへ拉致される。(『鉄腕アトム』「幽霊製造機の巻」)
- 秘密結社「ブラック・ルックス団」によるロボット攻撃が世界各国で勃発、アトムは両親やヒゲオヤジと共に南極や南アフリカ共和国へ赴く。(『鉄腕アトム』「ブラック・ルックスの巻」)
小説
- 2001年に消息を絶ったアメリカの宇宙船「ディスカバリー号」およびディスカバリー号が遭遇したモノリス「TMA・2」を調査するために、各国の乗員を乗せたソ連の宇宙船「コスモナウト・アレクセイ・レオーノフ号」が木星系へと向かう。(『2010年宇宙の旅』、映画『2010年』)[34]
- レオーノフ号に先行してディスカバリー号を目指す中国の宇宙船「チェン号」が、木星の衛星エウロパで推進剤とする水を補給中に、エウロパの海に棲息する生物と接触。生物の巨体にのしかかられたチェン号は破壊され、中国隊は全滅する。(『2010年宇宙の旅』)[35]
- 木星がモノリスの手により太陽化し、「ルシファー」と呼ばれるようになる。(『2010年宇宙の旅』、映画『2010年』)[36]
- カーティス・ニュートンが「キャプテン・フューチャー」として、太陽系の犯罪撲滅のための活動を開始する。(『キャプテン・フューチャー』)[37][38]
テレビ番組
- 英CBBテレビで放送されていた『Mysterious Japan of Heisei Era』の日本語版製作が、監修のジョージ・ポットマンに打診される(『ジョージ・ポットマンの平成史』)[39]。
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