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2025年ネパールZ世代抗議デモ
ネパールの抗議デモ ウィキペディアから
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2025年ネパールZ世代抗議デモ(2025ねんネパールZせだいこうぎデモ、英: 2025 Nepalese Gen Z protests)は、2025年9月8日から続いているネパールにおける一連のデモ活動。Z世代の抗議(Zせだいのこうぎ)や、Z世代の反乱(Zせだいのはんらん)とも呼ばれる[1]。
![]() | このページ名「2025年ネパールZ世代抗議デモ」は暫定的なものです。(2025年9月) |

概要
ネパール政府がサイバー犯罪対策を理由として、各種SNSとの通信を遮断し、利用できなくなったことをきっかけに、若者を中心に抗議デモが起こった。一部の抗議者は暴徒化し、議会や首相府、最高裁判所に放火したり、刑務所・閣僚を襲撃した。政府側は、措置の撤回を発表し、警察や軍を動員して事態の収拾を図ったが、一部の抗議者らが警察と衝突して死傷者が出た[2]。
影響
当時、ネパール首相であったK.P.シャルマ・オリは、9月9日に辞任したものの、以後もデモは続いている。9月10日、治安維持に乗り出した軍とデモ参加者らが、辞任したオリ首相に代わる暫定政権の樹立に向けて協議していたが、政権移行の見通しが立っていない[3]。一部のデモ参加者が暴徒化して刑務所を襲撃した影響で、1万3500人の受刑者が脱走し、治安の悪化が懸念されている[4]。また、同国のヴィシュヌ・ポウデル財務相とみられる男性がデモ隊に服を脱がされ連れて行かれる事態も発生した[5]。9月13日、スシラ・カルキ元最高裁長官が暫定首相に就任した[6]。汚職に対する厳しい姿勢で知られ、多くの若者が支持し、首相に推薦する声が上がっていた[7]。下院は同日、解散され、2026年3月5日に総選挙が実施される[6]。
脚注
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