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666号室
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『666号室』(ろっぴゃくろくじゅうろくごうしつ、仏語:Chambre 666)は、1982年(昭和57年)製作・放映、ヴィム・ヴェンダース監督によるフランス・西ドイツ合作のドキュメンタリーテレビ映画である。
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略歴・概要
1982年(昭和57年)5月14日 - 26日、フランス・プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏アルプ=マリティーム県カンヌで開かれた第35回カンヌ国際映画祭の会期中に、オテル・マルティネス666号室に16ミリカメラを設置し、同映画祭に招かれた映画人たちに同一の質問を投げかけ、それに答える姿を捉えたドキュメンタリーフィルムである[1]。
それぞれの被写体に与えられたフィルムは1ロール、約11分間のみ、質問は下記である。
映画とは、失われつつある言語で、死にかけている芸術か?
Is cinema a language about to get lost, an art about to die? — Chambre 666[1]
本作は、同映画祭閉幕後の同年6月1日、フランスのテレビ局アンテーヌ2で放映された。日本では、1980年代中盤に東京・赤坂にあるドイツ文化センターで上映された。
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スタッフ・作品データ
- 監督・脚本 : ヴィム・ヴェンダース
- 撮影監督 : アニエス・ゴダール
- 録音 : ジャン=ポール・ミュジェル
- 編集 : シャンタル・ド・ヴィスメス
- 音楽 : バーナード・ハーマン、ユルゲン・クニーパー
- プロデューサー : クリス・ジーヴァニッヒ、クロード・ヴァンチュラ、ミシェル・ブジュ
- 形式 : イーストマンカラー - 16ミリフィルム - モノラル録音
- ジャンル : ドキュメンタリー映画、テレビ映画
キャスト
- 登場順 (同年のカンヌ参加作品)
- ジャン=リュック・ゴダール (『パッション』、『フレディ・ビュアシュへの手紙』、
フランス /
スイス) - ポール・モリセイ (Paul Morrissey、『フォーティ・デュース』、
フランス) - マイク・デ・レオン (Mike De Leon、
フィリピン) - モンテ・ヘルマン (Monte Hellman、
アメリカ合衆国) - ロマン・グーピル (Romain Goupil、
フランス) - スーザン・シーデルマン (『スミサリーンズ』、
アメリカ合衆国) - ノエル・シムソロ (Noël Simsolo、
フランス) - ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー (
西ドイツ) - ヴェルナー・ヘルツォーク (『フィツカラルド』、
西ドイツ) - ロバート・クレイマー (『全速力で』、
フランス) - アナ・カロリナ (Ana Carolina、
ブラジル) - マルーン・バグダディ (Maroun Bagdadi、『小さな戦争』、
レバノン) - スティーヴン・スピルバーグ (『E.T.』、
アメリカ合衆国) - ミケランジェロ・アントニオーニ (『ある女の存在証明』、
イタリア) - ヴィム・ヴェンダース (『ハメット』、
西ドイツ) - ユルマズ・ギュネイ (『路』、
トルコ)
関連事項
- ジャン=リュック・ゴダール出演作品一覧
- 第35回カンヌ国際映画祭
- オテル・マルティネス (en:Hôtel Martinez)
註
外部リンク
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