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BPM (無線局)
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BPM は、中華人民共和国の中国科学院国家授時中心が運用する短波標準電波局の通称および、そのコールサインである。正式名称は「標準時間標準頻率発播台」(Biāozhǔn shíjiān biāozhǔn pínlǜ fā bò tái)であるが、中国版記事では「BPM短波授時台」と表記されている。
概要・周波数
BPMの送信所は陝西省蒲城県に存在する。BPM開局当時は陝西天文台管轄であったが、2001年に中国科学院に移管されている。中国科学院国家授時中心では、このほかに長波帯の標準電波としてBPC、BPLを運用している。
BPMでは2.5, 5.0, 10.0, 15.0MHzの短波帯で放送されており、アメリカの標準電波局WWV、WWVHと同一の周波数である。日本国内で聴取するとWWVHとの混信がみられる。
放送時間は下記の表を参照。[1]
送信フォーマット
要約
視点
BPMは、30分サイクルでタイムコードを送信し、変調した1 kHz信号をもって秒信号・分信号を送信している。
BPMの特徴として、 世界時UT1 を毎時25 - 29分、55 - 59分に送信する。米国WWV局など強力な電波で送信する標準電波局がBPMに混信することがあり、DUT1(世界時UT1と協定世界時(UTC)のずれ)が1秒近く変位する(=うるう秒実施の直前)と、WWV(日本の場合は特にWWVH)のUTCの秒信号とBPMのUT1の秒信号が合わさった、奇妙な音[2])が聴取される。[3]
- Weightとは、ビットの「重み付け」であり、1になっているビットの重み付けを全て加算すると、表したい数値になる。
- JJYとは異なり、日付は通算日でなく日付で表示されるほか、曜日情報が省略される。
- DUT1は、DUT1が正の値か負の値かを50秒で送信したうち、その絶対値を51秒から54秒で放送される。
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脚注
関連項目
外部リンク
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