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BSI (ドイツ)

ドイツ連邦共和国の行政機関の一つ ウィキペディアから

BSI (ドイツ)
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BSI(Bundesamt für Sicherheit in der Informationstechnik)は、ドイツ連邦政府においてコンピュータと通信のセキュリティ担当部門である。 英語では Federal Office for Information Security と呼ばれており、これはドイツ語名の直訳である。 日本語では情報セキュリティ[1](室[2]), 連邦電子情報保安局[3][4], 連邦情報技術安全局[5](庁[6])等々、様々に呼ばれている。

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ボンのBSI庁舎

コンピュータアプリケーションのセキュリティ、重要インフラ(critical-infrastructure)の保護対策、インターネットセキュリティ、暗号盗聴対策、セキュリティ製品の認証、およびセキュリティ評価機関(test lab)の認定を、専門分野および責任範囲としている。 ボンに本拠を置き、職員数は600名を超える[7]。2009年10月16日よりMichael Hangeが長官を務めている[8]

BSIの起源は連邦情報局(BND)の暗号部門であった。 BSIはLibelle暗号などの暗号アルゴリズム開発を引き継いでいる。

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歴史

様々な報道によれば、ドイツのシギント活動において、スイスの暗号装置(スイス Crypto AG 社製)を弱体化すべくNSAとの共謀があったという。

これによりリビアイランといった国々の極秘通信を、西側諸国諜報活動が解読できたと言われている。

他国の類似組織

BSIに似た役割を持つ他国の組織としては、アメリカ国家安全保障局(NSA)やイギリスCESG政府通信本部(GCHQ)の情報通信セキュリティ部門)を挙げることができる。

ただし、 NSAやGCHQと異なりBSIはシギント活動そのものには従事していない。

BSIとドイツでシギントを担当する連邦情報局(BND)との間に非公式の協力関係があるかどうかは定かでない。

脚注

外部リンク

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