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Beverly
フィリピン出身の女性シンガーソングライター ウィキペディアから
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Beverly(ビバリー、1994年6月20日 - )は、フィリピン出身の女性シンガーソングライター。身長153cm。2016年に日本に移住し、本格的に日本での活動をスタート。レーベルはavex trax。
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人物と概要
要約
視点
小さい頃からラジオから流れる音楽に合わせて一緒に歌うことが大好きで[1]、ホイットニー・ヒューストンやビヨンセの曲をよく歌っていたが[2]、とても恥ずかしがり屋だったため、なかなか家族以外の人前では歌えなかったところ、母に背中を押され9歳からボイスレッスンに通い始める[3]。
13歳になるとフィリピンの歌唱コンテストに母と一緒に出場するようになり[4][5]、母が最前席で見守る中[6]、初めてコンテストで歌った楽曲はクリスティーナ・アギレラの「The Voice Within」だった[7]。
14歳の時にボイスレッスンコーチからの提案で米歌手・ビヨンセの『Listen』を練習曲にしたことが、のちに、本人の最大の特徴であり代名詞となる「規格外[8][9]」あるいは「異次元[10][11]」などと称される、3Fから5A[7][12] の高音域にまで到達するという2オクターブ超[13]のハイトーンボイス習得の契機となり[14][15]、その後、高校時代に所属した「エンターテインメントクラブ」での部活動を通して、将来はプロ歌手になることを決意する[16]。
19歳の時に初めてプロの歌唱コンテストに出場し、並み居るプロを相手にヴォーカリスト・パフォーマンス最優秀賞を受賞[17][18]、その際に歌ったWhitney Houstonの「one moment in time」は、自身にとって今でも特別な曲となった[19][20]。その後、アメリカやカタールなど国外の歌唱コンテストにも挑戦し続け[15]、各国の音楽祭で数々の賞を獲得するに至り[21]、フィリピンの有名作曲家兼音楽プロデューサーで、かつ、当時Beverlyのボイストレーナーでもあったベニー・サトルノが、日本のMISIAの育て親であり、AI、加藤ミリヤ、Lyrico、華原朋美などを手がけた株式会社ユニバーソウル代表取締役社長で音楽プロデューサーの与田春生にデモ音源を渡しBeverlyを紹介、さらに与田を介しエイベックス株式会社代表取締役社長CEOで音楽プロデューサーの松浦勝人が、そのハイトーンボイスを高く評価し[13]、即契約となり日本での活動を開始することとなる[22][23]。
元々、日本のカルチャーに興味があり[24]、日本に行くことは『人生のやりたいことリスト』の1つだった[1]。子供の頃から日本のアニメもよく観ていて[25]、『ドラえもん』『スラムダンク』『幽☆遊☆白書』『NARUTO』『ONE PIECE』『カードキャプターさくら』『FAIRY TAIL』などが好きだった[2][26]。これらのアニメなどを通して日本の音楽にも興味を持ち、特に大黒摩季の歌う『スラムダンク』エンディング・テーマ曲『あなただけ見つめてる』が大好きでインターネットで歌詞を探して何度も歌っていた[24][27]。
フィリピンで影響を受けたアーティストは、”ポップスタープリンセス”と呼ばれる国民的歌手の「サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)」で[28]、日本においては、尊敬するディーヴァとして宇多田ヒカルとMISIAなどを挙げ[7]、MISIAの「Everything」カヴァーのスタジオレコーディング映像をYouTubeで公開もしている[12]。なお、来日後に知ったSuperflyや、男性では清水翔太もよく聴いていて[1][16]、フィリピンではスローバラードが主体だったが、日本特有のUP BEATなPOPへの変化、対応は、自身にとって勉強になると同時に良いチャレンジになったと語る[29]。
好きな食べ物は、エビ料理や[2][27]、甘い物全般[24]、苦手な食べ物は、お寿司や刺身などの生の魚や、オクラ、納豆、とろろなどネバネバしたもの[19]。
夢は、日本の歌姫のアイコンになって [24]、NHK紅白歌合戦などの有名な音楽番組に出演し [30]、日本武道館など大きなホールを回る全国ツアー [31] や東京ドームや京セラドームなどのドーム公演を実現し [1][7][32]、いつの日か母国フィリピンや世界の大舞台でワンマン公演をすること、そして永遠に歌うこと、人生が終わるときまで、歌手として生きていること[33][34]。
座右の銘は、「Be Positive.(いつも前向きに。)[5]」と「"Thank you."(ありがとうを伝えることを忘れない。)[35]」。
24時間歌とともに生きる決意と愛を込めるという意味の「Just Lsten..!」を自身のキャッチコピーとしている[36]。
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略歴
~2015年
- 1994年6月20日、フィリピン北部のルソン島中部にあるラグナ州カランバ市にて4人兄弟の次女として生まれる[5][37]。幼少期よりアリアナ・グランデ、ビヨンセ、ホイットニー・ヒューストンなどを聴いて育ち[1][24]、母の勧めで9歳よりボイスレッスン[7] に通いながらシンガーを志す[1][37]。
- 2013年7月、アメリカの「World Championships of Performing Arts」にてボーカリスト・パフォーマンス最優秀賞を受賞[17]。
- 2014年2月、フィリピンの「National Commission for Culture and the Arts」にて"Harvest of Honors"賞を受賞[17]。
- 2014年9月、「A Song of Praise Music Festival Year 3」にて最優秀演出賞を受賞[17]。
- 2015年、アメリカ・フィリピン・カタール[21]など数々の音楽祭で賞を受賞した後は、フィリピンの有名作曲家であるベニー・サトルノ(Vehnee Saturno)とプロデビューに向けてトレーニングを重ねる[22]。
2016年
- 5月、生活の拠点を日本に移し、日本でのプロデビューに向けて本格的に活動をスタート[21]。
- 6月28日、Beverlyオフィシャルサイト公開開始 [38]。
- 8月28日、avex主催の「a-nation」のシューティングアクトに抜擢[39][40]。
- 9月27日、Beverly本人が自身のTwitterを通じて、月曜、水曜、金曜の昼に街中でアカペラで歌う「ランチタイムLIVE」を配信開始[40]。
- 11月9日、レコチョクで林部智史 & Beverlyによるホール・ニュー・ワールド(新しい世界)を初配信。
- 11月16日、ディズニーのコンピレーションアルバム『Disney Magical Pop Christmas』のうち3曲に参加[41]。
- 12月28日、自身初となるデジタルミニアルバム「Tell Me Baby EP」を配信リリース[21]。
2017年
- 元旦、フジテレビ『新春!爆笑ヒットパレード』にてピコ太郎に「2017年ブレイクする次世代歌姫」として推薦される[40][42]。
- 初春、Beverlyの卓越したライブパフォーマンスに惚れ込んだ小栗旬が、自身が主演するドラマのプロデューサーに紹介[43][44]したことを機にデビューアルバム「AWESOME」に収録される「I need your love」が、関西テレビ制作・フジテレビ系、2017年4月クールの火曜21時ドラマ枠『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌(オープニング曲)に、そして「Empty」が挿入歌に抜擢される[45]。
- 4月11日、「I need your love」のミュージックビデオが解禁される[41]。
- 5月、リリースを迎えるにあたり、ITunesトップソング(総合)1位、レコチョクシングル1位 [46]、Shazam検索4週連続1位、dtv音楽ジャンル1位など各種チャートを席巻、dTV×FOD共同製作ドラマ『パパ活』が主題歌として「AWESOME」に収録される「Unchain My Heart」を起用[22]。
- 5月14日、Beverly オフィシャル Instagram を日本で開設[47]。
- 5月31日、デビューアルバム「AWESOME」をリリース[48]。
- 6月15日、YouTubeによるこれからの活躍が期待されるアーティストの支援を行う新プログラム「YouTube Music Sessions(ミュージック セッションズ)」の第1回目の8組のアーティストの1人として選出される[49]。
- 7月、「I need your love」のミュージックビデオが500万回再生を超え「レコチョク 上半期ランキング2017」新人アーティストランキング1位を受賞[50]。
- 8月6日、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)に出演し[50]、ドラマ『CRISIS』の主題歌「I need your love」を歌唱。さらに、同番組内の宮迫博之の歌の定番コーナーで、欧陽菲菲の代表曲のひとつである「ラヴ・イズ・オーヴァー(LOVE IS OVER)」をハイトーンボイスでデュエット共演し、約4ヶ月前に配信がスタートした「I need your love」が、iTunes/レコチョクなど10のランキングチャートで再びTOP10入りに返り咲くほどの多くの反響を呼んだ[51]。
- 8月10日 幕張メッセで開催された、アリアナ・グランデの来日公演『デンジャラス・ウーマン・ツアー』のサポートアクトとして出演し[52]、そのリハーサルを見たアリアナ・グランデ本人から「あなたの歌の力があればお客さんをノックアウトできること間違いない!」と激励され本番前にもかかわらず感動で涙する[53][54][55]。
- 8月26日・27日、『a-nation 2017』に2夜連続シューティングアクトとして出演[56]。
- 9月3日放送スタートのテレビ朝日系『仮面ライダービルド』の主題歌「Be The One」に、小室哲哉と浅倉大介の新ユニット「PANDORA」のフィーチャリングボーカル (PANDORA feat. Beverly) として参加[57]。
- 9月10日、ハンズオン東京主催の障がい者の「就労」を促進するための日本初のプロジェクト「LIVES TOKYO」のテーマソングの作詞作曲を担当した音楽プロデューサーのつんく♂からのオファーにより、書き下ろしのイベントテーマソング「Happy now」のボーカルにBeverlyが抜擢され、イベント当日のステージ上でつんく♂のギター伴奏のもと熱唱し[58][58]、当日出席していた安倍昭恵首相夫人から賞賛を受ける[59]。
- 10月5日、日本での初のワンマンライブ『~Beverly 1st JOURNEY「AWESOME」~』を渋谷WWWにて開催[1][45][60][61]、チケットは発売開始1時間で即完売した[62]。
- 10月25日、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ハイスクール・ミュージカル』『ディセンダント』シリーズを手がけた監督・プロデューサーのケニー・オルデガによるディズニーの名曲の数々を大胆アレンジしたカヴァーアルバム「Thank you Disney」にライオンキングの主題歌「愛を感じて」で参加。
- 10月30日、総理大臣公邸で行われた安倍晋三内閣総理大臣とフィリピン共和国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領との日・比首脳会談後の晩餐会において、以前よりBeverlyの歌唱力を賞賛していた安倍昭恵首相夫人から「大統領をおもてなしする際に、その素敵な歌声を披露して欲しい。」とのオファーを受け両国首脳、両政府関係者の前で歌唱披露し、ドゥテルテ大統領に絶賛される[59]。
- 11月12日、日本でBeverlyの歌声に感銘を受けたドゥテルテ大統領からのオファーにより、母国フィリピンにて11月10日から14日に開催された「ASEAN首脳会議」における「ASEAN設立50周年記念晩餐会」で、ドゥテルテ大統領、安倍総理夫妻、アメリカのドナルド・トランプ大統領など21カ国の政府関係者1500名の前でフィリピンのベニー・サトルノ作曲「今もあなたが…」、そして新曲「Future」を外旋歌唱 [59][63]。この際、安倍総理は、一曲目の「今もあなたが…」の歌終わりに1人立ち上がり、曲中何度も手を振り賞賛、アメリカのトランプ大統領は、Beverlyが歌唱中、料理には手をつけずに歌声に聴き入り、演目後に拍手喝采したという[63]。
- 11月22日、ラテンミュージックとして16週連続全米1位(歴代1位/グラミー賞ノミネート)で2017年全世界でYoutube再生回数が45億回という驚異的な記録を打ち立てたルイス・フォンシ(Luis Fonsi)の「Despacito」の日本語カバーバージョン(歌詞:カミカオル/アレンジ:Jazztronikの野崎良太)を配信開始 [64]、このミュージックビデオ撮影は、Beverly初の海外ロケとなるタイで敢行され[65]、そのセクシーで哀愁のある女性初の日本語カヴァーに、ルイス・フォンシ本人からも絶賛のコメントが届く [66]。
- 12月20日、「レコチョク年間ランキング2017」新人アーティスト部門で1位受賞、「2017年間USEN HITランキング(J-POPランキング)」にて「I need your love」が第7位にランクイン[67][68]。
2018年
- 1月19日、日本語カバー「Despacito」のミュージックビデオ(Full Ver.)が2018年01月度のMTV JAPANのMTV「EXCLUSIVE」に決定 [69]。
- 1月24日、Beverlyをボーカルに迎えた、小室哲哉と浅倉大介(access)によるユニット”PANDORA(パンドラ)”新曲「Be The One」がオリコンシングルデイリーランキング3位、さらには配信サイト、iTunes、レコチョク、Amazon digital music、mora、ドワンゴジェイピー、music.jpで1位を獲得し、その他各種サイトでも上位にランキングされる[70]。
- 2月5日、Spotifyにて、新曲「A New Day」や「All I Want」他、全20曲聞けるプレイリスト「All about Beverly」が配信開始[71]。
- 2月27日、「第32回日本ゴールドディスク大賞"ベスト5ニュー・アーティスト"賞」を受賞[72]、LINEスタンプにて、マナーモード時にスタンプをタップすると、Beverlyのサウンドが再生される(iPhoneの場合)「Beverly BEST うたんぷ」の発売が開始[73]。
- 2月28日、オール生楽器編成によりレコーディングされた、普遍的な「愛」がテーマの新曲「A New Day」を含む初シングルをリリース[32]。この「A New Day」は、原作が人気漫画家・東村アキコの代表作で芳根京子主演の全国フジテレビ系2018年1月クールの月曜9時枠ドラマ「海月姫」の主題歌に採用された[74]。
- 3月1日、初シングル「A New Day」の発売記念として、Beverly初となるツイキャス生配信にて収録曲解説&アカペラ歌唱を披露[75]。
- 3月29日、2ndアルバム「24」収録予定の新曲「Baby don’t cry ~神様に触れる唇~」が、江口洋介主演のテレビ東京系2018年4月クールの月曜10時枠ドラマ「ドラマBiz『ヘッドハンター』」の完全書き下ろしの主題歌に[76]、同じく新曲の「Power of love」が、宮根誠司がMCを務めるフジテレビ系『Mr.サンデー』のエンディングテーマ曲に[77]、さらに、新曲「LOVE THERAPY」が、土屋太鳳出演の日本コカ・コーラ社「爽健美茶」新CMの完全書き下ろしの2018年キャンペーンソングとして各々採用される[78][79]。
- 4月2日、アメーバブログにてBeverlyオフィシャルブログ「Just Listen...!」を開設[80]。
- 4月25日、小室哲哉が音楽監督を務める、スマートフォン向けゲーム「ガーディアンズ」の主題歌『Guardian』にフューチャリングボーカル(TETSUYA KOMURO feat.Beverly)として参加[81]。
- 6月20日、Beverlyのキャッチコピーでもある「Just Lsten..! (「24」時間歌とともに生きる決意と愛)」を込めた2ndアルバム「24(トゥエンティーフォー)」をBeverlyの「24」歳の誕生日である6月20日に発売[82]、なお当日は「24」歳のバースデーを迎えたBeverlyが、アルバムのタイトル「24」にちなみ、「24」歳の「24」名の一般客を招待した「24」分間だけの限定ライブイベントも開催された[83]。
- 7月1日、Beverly メールマガジン配信&会員募集受付開始。
- 7月、自身初の東名阪ワンマンライブツアー「Beverly 2nd JOURNEY 「24」」を開催[84]、なお、当該ツアーチケットでは、当日のサウンドチェック・リハーサルに参加できるなどの特典付PREMIUM TICKETも新たに用意された。
- 秋、Beverly 3rd. JOURNEYワンマンライブツアーを開催予定。
- 2022年11月27日、小室哲哉ヒストリア東京公演にてゲストボーカルとして参加。Bunkamuraオーチャードホール。
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