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CITY (はっぴいえんどのアルバム)
はっぴいえんどの1作目のベスト・アルバム ウィキペディアから
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『CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM』(シティ はっぴいえんど ベスト・アルバム)は、1973年9月1日 に発売されたはっぴいえんど通算1作目のベスト・アルバム。
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解説
ベルウッドからリリースされたスタジオ・アルバム最終作『HAPPY END』[注釈 1]のほか、URCからリリースされた『はっぴいえんど』[注釈 2]『風街ろまん』[注釈 3]の2枚からも選曲された、グループの歴史を俯瞰する内容のベスト・アルバム。再編によるラスト・ライヴ『CITY-Last Time Around』[注釈 4]開催のタイミングに合わせてリリースされた。併せて、アルバムと同じく矢吹申彦によるイラストレーションをカヴァーに使用したソング・ブックも、新興楽譜出版から発売された。
「はいからはくち」は、「12月の雨の日」とともにシングルとしてのリリースのためにレコーディングされたものの未発表のままとなっていたテイクで、小坂忠がコーラスで参加。後に再レコーディングされ、シングルとして発売された「12月の雨の日 / はいからはくち」[注釈 5]のカップリングに収録されたものとは異なるが、モビー・グレープの作品を下敷きにした点が共通するリズム・アレンジによるシャッフル・スタイルの作品。後に細野晴臣が「僕らが一番得意だった。松本が生き生きしている。このシャッフルは松本とモビー・グレープ以外に出来ない」と語った演奏で、このスタイルは後に大瀧のファースト・ソロ・アルバム『大瀧詠一』[注釈 6]収録曲「ウララカ」に受け継がれていった。その一方、『風街ろまん』ではストレートなロック・ヴァージョンに変化した。こうしたアレンジの改変ははっぴいえんどではしばしば行われ、『CITY-Last Time Around』のステージで披露された作品のいくつかもアレンジが改められていた[1]。「12月の雨の日」はファースト・アルバム『はっぴいえんど』収録のオリジナル・アルバム・ヴァージョン。「かくれんぼ」は、ファースト・アルバム『はっぴいえんど』収録曲の、1971年の中津川フォークジャンボリーでのライヴ・ヴァージョンで、本作が初出。
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アートワーク
ジャケットはゲートフォールド仕様。内側のメンバー・フォトは、アルバム『HAPPY END』レコーディングに同行した雑誌『ヤングギター』編集長の山本隆士が、レコーディングの合間に滞在先のロスアンゼルスで撮影したもの。
収録曲
SIDE 1
SIDE 2
クレジット
はっぴいえんど |
細野晴臣 |
大瀧詠一 |
松本隆 |
鈴木茂 |
Produced & Edited by はっぴいえんど |
Design & Art-direction by 矢吹申彦 |
* from master tape of Art Music Publishing Co., Ltd. |
Bellwood 40th Anniversary Collection
解説
2012年、ベルウッド・レコードの元プロデューサー三浦光紀総監修のもと、“Bellwood 40th Anniversary Collection”として通常のプラケース仕様(全40タイトル)にてリイシュー。併せて、“Bellwood 40th Anniversary Collection 40周年特別企画 紙ジャケコレクション”(全11タイトル)としても、HRカッティングによる完全限定プレス盤にてリリースされた。
収録曲
クレジット
リイシュー・スタッフ |
総監修 : 三浦光紀 / 補監修 : 小倉エージ / 新規解説編集 : 山田順一 |
リマスタリング・エンジニア : 田中浩路(JVC Mastering Center) |
リプロダクト・デザイン : アプローチ / デザイン・コーディネーター : 山下淳一 |
A&R : 宮田克己、本田丈和 |
解説 : 小倉エージ |
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脚注
外部リンク
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