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ソニック (バンド)

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ソニック (バンド)
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ソニック (ChthoniC、閃靈樂團) は、台湾ブラックメタルバンド。英語名の「Chthonic」はギリシア神話の地下の神「クトニオス」を意味する。

概要 ソニック閃靈樂團ChthoniC, 基本情報 ...
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経歴

1995年、当時大学生であったFreddy Limを中心に高校や大学の友人とともに台北で結成。

幾度のメンバーチェンジがあった後、1998年に1stシングルの「深耕」をリリース。同年、1stアルバムの『祖靈之流(Where the Ancestors' Souls Gathered)』をリリース。

2ndアルバムの『靈魄之界(9th Empyrean)』を2000年にリリース後、同年のフジ・ロック・フェスティバルで初来日。2002年に3rdアルバムの『永劫輪迴(Relentless Recurrence)』をリリース。

2003年に映画『フレディVSジェイソン』の中国語版テーマの「Satan's Horn」を書き下ろし、同年「台湾のグラミー賞」とも言われる音楽賞の金曲奨で最優秀バンド賞を受賞した。

2005年に霧社事件をテーマにした「賽德克巴萊(Seediq Bale)」[1]をリリース。

2007年にIndependence Dで来日、同年オズフェストに参加し全米をツアーした。

2009年にプロデューサーにアンスラックス(現ヴォルビート)のロブ・カッジアーノを迎え、二・二八事件をテーマにした「十殿(Mirror of Retribution)」をリリース。

2010年10月にラウドパークに参加。

2011年7月に高砂義勇兵をテーマにした「高砂軍(Takasago Army)」をリリース。同年同月来日公演を行った。

2012年2月、オズフェストで親交を持ったラム・オブ・ゴッドと日本と台湾でツアーを行い、同年7月二度目のフジ・ロック・フェスティバルに参加。

2013年3月、「高砂軍」完全再現ツアーを行い、同年5月には、ナチス・ドイツ中国国民党による中独合作をモチーフとした「破夜斬(Supreme Pain for the Tyrant)」を収録したアルバム「武德(Bu-Tik)」をリリース。

2014年アルバム『失竊千年』には、日本から元ちとせがゲストとして参加した[2]

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メンバー

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紅一点のベーシスト、ドリス・イエ

旧メンバー

  • Ellis - ギター
  • Zac - ギター
  • Null - ギター
  • Man 6 - ベース
  • Yu - ベース
  • Ambrosia - キーボード
  • Vivien - キーボード
  • Sheryl - キーボード
  • Luis - キーボード
  • Alexia - キーボード
  • Terry - ドラムス
  • Wang - ドラムス
  • A-Jay Tsai - ドラムス
  • Roger - 二胡
  • Su-Nung (the Bloody String) - 二胡

タイムライン

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チベットの旗を掲げるフレディ・リム
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音楽性と思想

しばしばブラックメタルに分類されるが[誰によって?]、実際はフォークメタルヴァイキングメタルメロディック・デスメタルの要素も多分に含まれている。また、二胡や台湾の民族楽器などを使っており、「オリエンタル・メタル」ともいわれる独特の世界観を形成している。初期や中期では、コープスペイントをしていた。

歌詞は、台湾の歴史や伝説をモチーフにしており、霧社事件二・二八事件高砂義勇兵も採り上げる。台湾独立派であり、チベット問題ウイグル問題について中華人民共和国を痛烈に批判している。あるライヴ中に、国民党を燃やすパフォーマンスを行った。

Freddy Limが最も気に入っている「鎮魂醒霊寺」の一節には「真っ赤な太陽が落ち、惨めな白日が昇る。(中略)独裁の永世に抗し(わが民族の)悲しき運命の輪廻を断て」とあり、歌詞が例えるのは日の丸青天白日旗であり、終戦日本の台湾統治は終わったが、中国大陸から来た国民党独裁体制を敷き、外来政権に統治され続ける台湾人の「悲運」を断てと訴えている[2]

ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

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コンピレーションアルバム

  • 冥誕七年.加藏(Relentless for 7 Years, Plus)(2002)
  • 鬼脈轉生 帝輪十年經典-精選集(Anthology: A Decade on the Throne)(2007)
  • Pandemonium (2008)

ライヴアルバム

  • 登基十年 演唱會 (A Decade on the Throne) (2006)
  • 醒靈寺大決戦 (Final Battle At Sing Ling Temple) (2012)
  • 台灣大凱旋 (TAIWAN Victory Live) (2020)
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受賞

金曲奨

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脚注

外部リンク

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