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FAB分類
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FAB分類(FABぶんるい、French-American-British Classification)とは血液腫瘍の分類法である
概要
フランス・アメリカ・イギリスの研究者からなる研究グループによって1976年急性白血病を分類するために提唱され、その後改定を重ね、血液腫瘍の代表的な分類法として普及している[1]。研究グループの構成メンバーは、John M Bennett博士をはじめとして、 D Catovsky, MT Daniel, G Flandrin, DA Galton, HR Gralnick, C Sultan博士である。
分類
- M0 急性未分化型骨髄性白血病(最未分化型)
- M1 急性未分化型骨髄芽球性白血病
- M2 急性分化型骨髄芽球性白血病
- M3 急性前骨髄球性白血病
- M4 急性骨髄単球性白血病
- M5 急性単球性白血病
- M6 赤白血病
- M7 急性巨核球性白血病
- L1 比較的小型の細胞で核細胞質比 (NC比)の高いリンパ芽球を特徴とする。
- L2 核小体が明瞭で核に切れ込みなどを持つ大型芽球が50%以上を占める。
- L3 バーキット型。芽球は大型で、大きな空胞を持つ好塩基性胞体が特徴。
- 不応性貧血(RA)
- 環状鉄芽球を伴うRA(RARS) (血小板増加を伴うタイプはRARS-Tとする。)
- 過剰な芽球を伴うRA(RAEB)
- 急性転化を来たした過剰な芽球を伴うRA(RAEB-t)
- 慢性骨髄単球性白血病(CMML) (WHO分類では骨髄異形成/骨髄増殖性疾患に分類されている)
- その他
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WHO分類
2001年WHOにて新分類が提唱されたが、急性骨髄性白血病についてはその後もFAB分類は有用性の高い分類法として使用されている[5][6]。
出典・脚注
参考文献
関連項目
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