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HAL (パワードスーツ)

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HAL (パワードスーツ)
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HAL(ハル、Hybrid Assistive Limb)は生体電位信号[注釈 1]を読み取り動作する世界初のパワードスーツ筑波大学山海嘉之らによって開発されている。

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HALプロトタイプを装着した人物(左)

現在2タイプが存在し、HAL 3は脚部のみが稼動するが、HAL 5胴体の全てが稼動する。HAL 5は現在、装着者が本来持てる重量の5倍の重量を持つことができる性能がある[要出典]

装着者の皮膚に取り付けられたセンサーを通して微弱な生体電位信号を感知し、内蔵コンピューターによってその信号が解析され、サーボ機構によって装着者の動きを補助するようにスーツが動作する。スーツ全体は腰に取り付けられた電池によって電力供給される。

身体障害者高齢者の運動補助のために開発されており、将来的には労働用のHALも開発する予定である[1]

サイバーダイン社は脚部ユニット(両脚型・単脚型)の福祉施設へのレンタルを開始した[2]サイバーダイン社は大量生産し、さらなる試験のため、初年度以内に10ユニット貸し出す予定である。

2006年度グッドデザイン金賞受賞[3]

2009年に全国発明表彰21世紀発明賞受賞。「サイボーグ型ロボット技術の発明」、特許第4178186号。

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下肢用

  • 外形寸法:縦469mm×横512mm×高さ1,102mm(サイズS,M,Lがある)
  • 重量:両脚タイプ:約12kg 単脚タイプ:約7kg※2.

開発史

福祉向けとして

  • 2008年10月10日、福祉向けのアシストスーツとしてリース開始[4]

災害現場対応用途として

民間利用に向けて

  • 2014年11月12日、「HAL 作業支援用(腰タイプ)」と「HAL 介護支援用(腰タイプ)」が、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)として、世界で初めて、安全性についての国際規格(ISO13482)の認証を取得[6]

保険適用要件

労働現場での実証

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脚注

外部リンク

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