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HIMEKA

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HIMEKA
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HIMEKA(ヒメカ、1980年7月20日 - )は、カナダケベック州出身でフランス系カナダ人女性歌手。名は「Catherine St. Onge(カトリーヌ・セント・オンジュ)」である。母語フランス語。アニメが好きでアニソン歌手になることを目指して2008年に渡日、2009年のメジャー・デビューの際には「青い瞳のアニソン歌手」や「アニソン界の黒船」としてメディアに取り上げられた。

概要 基本情報, 生誕 ...
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来歴

要約
視点

少女時代

幼少の頃から音楽、絵画、演劇、アニメなどに深い興味を抱く少女であった[1]。5歳の頃にはアラン・モリゾーの『コモ湖』がお気に入りで、縫いぐるみで遊びながらレコードで聴くその曲に自作の歌詞をのせて楽しんでいた[2]。また、幼少期の頃にはディズニー・アニメを好んで見ており、その劇中歌にも惹かれていた。特に『眠れる森の美女』(仏語版)のオーロラ姫に憧れ、ディズニーのプリンセスのようになるには歌を歌わなければならないと思ったのが、彼女が歌うようになった最初のきっかけであった[3]。こうして歌うことは大好きになったが、人前で歌うのは苦手で、部屋でこっそり歌うことが多いシャイな少女でもあった[4]

アニメもずっと好きで、12歳の頃からは英語版のディズニー・アニメを見て英語を学び始め、15歳の頃には英語が上達した(ケベック州はフランス語のみ公用語)。また5歳のころから『鉄腕アトム』などの日本のアニメも見ていたが、15歳の時に放送が開始された『美少女戦士セーラームーン』は、以前から好きだった“プリンセス”と“月”がテーマになっていたことから特に深い感銘を覚え、他の日本のアニメにも本格的な興味を持つようになった。16歳の頃には友達とセーラームーンのカードに記載されている日本語を辞書で調べて仮名文字を覚えたり、吹き替えなしの日本のアニメを見たりアニメソングを聴くなどして日本語を覚えていった。

アマチュア時代

それまで人前で歌うことは少なかったが、21歳の時に思い切って出場した米国のアニメコンベンションAnime Expo 2002」のカラオケコンテストで、『ときめきの導火線』(TVアニメ『ふしぎ遊戯』のエンディングテーマ)などのアニメソングを日本語で歌って優勝[5]。他にも地元ケベックのOtakuthonや米国のOtaconなどのアニメ関連コンベンションで行われるカラオケコンテストに出場して常に最終選考まで残る歌唱力を見せ、「Anime Expo 2006」のコンテスト"AX Idol" でも準優勝となった。最初の優勝を契機に歌手になりたいという気持ちが強くなったが、わけても日本語で歌いたいという思いが大きかったため、その夢の実現のためには日本に行くしかないと考えるようになった。しかし十分な資金も伝手もなかった彼女は、日本行きを目指して2006年からは普段の仕事の他にアルバイトもして資金を貯めるとともに、大学の友人から教科書を借りるなどして独学で日本語の勉強にも励んだ。

2007年1月、友人からワーキングホリデー制度について聞き、「あぁ、これは私のチャンスだ」と思ったという[4]

2008年3月14日、ワーキングホリデービザで念願の初来日。東京のレストランなどでアルバイトをしながら雑誌やインターネットでアニメ関連の情報などを収集するかたわら、カラオケボックスに通って歌の練習をする毎日を送っていた。そんなある日、優勝者がプロデビューできるというアニマックス主催の「第2回全日本アニソングランプリ」の存在をネットで偶然知って応募。同年9月に応募総数3186人の中から、透明感のある声や、圧倒的な歌唱力、完璧で美しい日本語の発音などが評価されて優勝した。予選の東京大会では彼女が尊敬するという水樹奈々の『ETERNAL BLAZE』(『魔法少女リリカルなのはA's』のオープニング)を、決勝大会ではFictionJunction YUUKAの『Silly-Go-Round』(『.hack//Roots』のオープニング)、Sherryの『Adèsso e Fortuna 〜炎と永遠〜』(OVAロードス島戦記』のオープニング)、タイナカサチの『きらめく涙は星に』(アニメ『Fate/stay night』のオープニング)の3曲を歌った[4]

プロデビュー

第2回アニソングランプリの優勝を得て2009年4月から放送開始のテレビアニメ『戦場のヴァルキュリア』のオープニングテーマ「明日へのキズナ」(Sony Music Japan International Inc. 2009年5月27日シングル発売:スキマスイッチ常田真太郎プロデュース)でCDデビュー。カップリング曲は彼女が好きだという千葉紗子の『さよならソリティア』(TVアニメ『クロノクルセイド』エンディングテーマ)のカバー。CDデビューに先駆けていくつかのラジオやテレビへの出演、イベントでのライブなども行った。

プロデビューにあたり、芸名を「HIMEKA」と決定。この名は、彼女が16歳の頃に書き始めた物語[1]に登場した人物の名で、物語の中においても伝説上の女神のような存在であり、優しさと強さとを兼ね備えた理想の女性像であるとのこと[6]

2012年に5pb.に移籍[7]、2014年4月1日をもってフリーとなる[8]

カナダへの帰国後

2014年6月9日、ビザの更新が適わずカナダに帰国[9][10]。Twitterにて、自身が望まない形での帰国になってしまったことと再び日本で活動したい想いを述べている。情報発信やファンとの交流は帰国後もTwitterで続けられ、ツイキャスを介して本人による生放送も行われた。

2014年11月2日0時55分頃(日本時間)、アイスを食べながらツイキャスの生放送を行っていたところ、放送に使用していたノートPCにアイスをこぼしてしまった。チョコレートアイスの茶色がノートPCや枕にべっとり付着した様子が映り、視聴者一同は騒然となった。しばしの休止を挟んだ後、放送が再開されたが、ノートPCのマウスが正常に動作せず本人は悲嘆に暮れていた。

その後2015年4月には小寺可南子とのデュオ「HIME×KANA」で同人シングル「STAY DIAMOND / Because of you」を発売。

2016年にTwitterアカウントを消去。

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ディスコグラフィ

シングル

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配信限定

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オリジナルアルバム

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カバーアルバム

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タイアップ

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参加作品

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イベント

ワンマンライブ

  • ラブ・アニソン〜歌ってみたスペシャルライブ(J-POP CAFE SHIBUYA、2010年4月29日)
  • HIMEKA1stワンマンライブ (SHIBUYA BOXX、2012年2月12日)
  • Snowflake Cafe(Zher the ZOO、2013年12月15日)

発売記念イベント

  • 『果てなき道』発売記念イベント
    • アニメイト札幌店(2009年12月4日)
    • イオン苫小牧ショッピングセンター セントラルコート(2009年12月5日)
    • ラゾーナ川崎 ルーファ広場(2009年12月12日)EAST WEST BOYS & HIMEKA ジョイントトーク
    • 阪急西宮ガーデンズ スカイガーデン(2009年12月13日)
    • アニメイト日本橋店(2009年12月13日)
    • アニメイト横浜店(2009年12月19日)
    • アニメイト名古屋店(2009年12月20日)
    • 松坂屋名古屋店南館 オルガン広場(2009年12月20日)
    • 広島駅南口エールエール地下広場(2009年12月26日)
    • フタバ図書 サウンドGIGA天神(2009年12月27日)
    • アニメイト福岡天神店 (2009年12月27日)
  • 『Where I belong』発売記念イベント(AKIHABARAゲーマーズ本店アキバ☆ソフマップ1号店、2012年10月27日)
  • 『カギリアルユメ』発売記念イベント(アキバ☆ソフマップ1号店、2014年1月11日)

参加イベント

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出演

テレビ

ラジオ

その他

  • ヨドび時報(2010年1月1日-1月30日)
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脚注

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