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ID (ソフトウェア)

ブラウザベースのOpenStreetMapエディタ ウィキペディアから

ID (ソフトウェア)
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iDとは、2013年にリリースされたオープンストリートマップ(OSM)のジオデータ英語版をオンラインで編集する自由ソフトウェアJavaScriptで開発されている。シンプルでユーザーフレンドリーになるように設計されており[5]、メインのOSMページのデフォルトエディタになっている。

概要 作者, 開発元 ...
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使用

OSMエディタで最も使用されている[6]

機能としてカスタム航空写真を選択することができて、Mapillaryの写真にネイティブ対応している[7]

IDの特化型フォークには以下のようなのがある:

  • Strava Slide - Stravaユーザーが収集したGPS追跡に合った経路に用意に最適化できる[8]
  • iD-indoor - インドアマッピング用[9]
  • Mapeo - リモート環境でオフラインマッピングする実験的なエディタ[10][11][12]

歴史

iD以前に使われていたオープンストリートマップデータ用ウェブエディタは Potlatch 2 editorだった[13][14]。iDのプロジェクトはPotlatch 1、2の作者だったリチャード・フェアハーストによって2012年7月13日にオンライン上で[15]、同年10月14日のState of the Mapカンファレンスで発足された[16]

2012年9月、ナイト財団英語版はKnight News Challenge: Data competitionの勝者としてオープンストリートマップの新たな編集ツール開発を計画したDevelopment Seed/Mapboxを選定し、575,000ドルを出資した[17][18]。投資を受けたMapboxはiDの開発をリチャード・フェアハーストと行うことになった[19]。その少し後の2012年12月22日、Alpha0と言う名でiDの初期バージョンがリリースされた[20]

名前

「iD」という名前はJavaScriptの「getElementById」およびiPadのiとSystème D英語版のDとの掛け合わせから来ているだけでなく、シトロエン・iDを意識している。また、前身のPotlatchよりスペルを簡単にしていることも意識している[16]

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技術的背景

このエディタはPotlatch 2のアーキテクチャをJavaScriptで再実装とユーザーインターフェースの再設計を意図している。最大の変更点としてXMLのタグ付けプリセットアーキテクチャからJSON型のアーキテクチャに移行している[16]

初期リリースはDojoフレームワークをベースにしていたが[19]、2019年時点でレンダリングのためにD3.jsライブラリを使用していてレンダリングのプライマリーモードはSVG経由である。中核アーキテクチャはモジュール式でオープンストリートマップの他のJavaScript型ツールで容易に使用できるようにしている[21]

バージョン

さらに見る ブランチ, オリジナル リリース日 ...
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脚注

外部リンク

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