トップQs
タイムライン
チャット
視点

SVNS (男子)

ウィキペディアから

SVNS (男子)
Remove ads

SVNS(セブンズ)は、ワールドラグビーが主催する男女併催の7人制ラグビー国際大会。ここでは男子大会を述べる。

概要 HSBC SVNS, 前身 ...

HSBCが冠スポンサーとなり、現在の大会名は「HSBC SVNS(エイチ・エス・ビー・シー・セブンズ)[1][2]」「HSBCセブンズ[3]」、12月から翌年の6月まで世界各地を転戦するため「HSBCセブンズシリーズ[4]」と表記される。1999年に男子大会が創設され、2022-23シーズンまでの大会名は「ワールドラグビーHSBCセブンズシリーズ(World Rugby HSBC Sevens Series)」。

Remove ads

2025-26シーズンから3部制

出典:[5][6] 

2025-26シーズンから、男子・女子ともコアチームを12チームから8チームに削減。下位大会「チャレンジャーシリーズ」を解体し、全体をDIVISION 1からDIVISION 3までの3部制として再編成する。

  • DIVISION 3は、地域予選を通過した8チームで1大会を開催。この結果により、2チームがDIVISION 2へ昇格する。
  • DIVISION 2は、2024-25大会で確定した4チームに、DIVISION 3から昇格した2チームが加わり、計6チームで3大会を開催。
  • DIVISION 1は、2024-25大会で確定したコア8チームで、6大会開催。
  • レギュラーシーズン後にDIVISION 1の8チームとDIVISION 2の上位4チームの計12チームにより、世界選手権シリーズが3大会行われ、最終順位を決定する。

アイルランド男子は解散

2024-25 SVNS終了後の2025年5月15日、アイルランドラグビー協会は財政難を理由に、7人制ラグビー男子アイルランド代表を解散することを発表した[7][8][9]男子アイルランド2024-25 SVNSで12チーム中11位となり、下位プレーオフのプール戦では最下位。2025-26大会でのDIVISION2入りを逃していた。

7人制女子アイルランド代表は、女子15人制への育成経路として活動を続ける[8]

Remove ads

大会名

大会名の変遷は以下のとおり。

  • 1999-2000シーズンから2013-14シーズンまで:IRB Sevens World Series[10][11][12][13]
  • 2010年10月からHSBCが冠スポンサーとなり[12]、2010-11シーズンから2014-15シーズンまで「HSBC Sevens World Series」とも表記する[14][15]
  • 2014-15シーズン:Sevens World Series[16](2014年11月にIRBワールドラグビーに改称したため)。引き続き「HSBC Sevens World Series」とも表記[17][18][16]
  • 2015-16シーズンから2022-23シーズンまで:World Rugby Sevens Series または 「HSBC World Rugby Sevens Series[19]。「Series」は省略もされる[20]
  • 2021-22シーズンから、男子・女子の併催となる(一部大会は男子のみ開催)[21][22]
  • 2023-24シーズンから:SVNS または「HSBC SVNS[23][24][25]
Remove ads

開催日

例年、11月から翌年5月にかけて、女子大会と会場・日程を同じくし、8か所程度の開催地を転戦する。大会数(開催地数)はシーズンによって異なる(詳細は後述「歴代結果」を参照)。各大会ごとにポイントが加算され、上位チームによるグランドファイナルで優勝が決まる。

2024-25シーズンの開催日程

  1. 2024年11月30日 - 12月1日:ドバイ大会(アラブ首長国連邦)
  2. 2024年12月7日 - 8日:ケープタウン大会(南アフリカ共和国)
  3. 2025年1月24日 - 26日:パース大会(オーストラリア)
  4. 2025年2月21日 - 23日:バンクーバー大会(カナダ)
  5. 2025年3月28日 - 30日:香港大会
  6. 2025年4月5日 - 6日:シンガポール大会
  7. 2025年5月3日 - 4日:グランドファイナル(アメリカ合衆国、ロサンゼルス)- 総合ポイント上位8チームで実施。

出場国

出場国数はシーズンにより異なる(詳細は後述「コアチームの変遷」を参照)。

2019-20シーズンでは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、2020年3月8日の第6ラウンド(バンクーバー大会)までで中断し、残り4ラウンド(4大会)は行われなかった[26]

翌2021シーズンでは、2ラウンド(2大会)のみ開催された[27]。参加国は16チームから12チームに減り、前シーズンの上位チームの多く(アルゼンチン、オーストラリア、フィジー、フランス、日本、ニュージーランド、サモア)が渡航できず、参加しなかった[28]。代わりに下位大会から香港、ドイツ、チリ、ジャマイカ、メキシコが加わった[29]。イングランド、スコットランド、ウェールズは参加せず、代わりにイギリス代表チームとして参加した[30]

2023-24シーズンからは、12のコアチームのみによる開催に変更。コアチーム以外の参加はできなくなった。下位4チーム(9位~12位)は、下位大会「チャレンジャーシリーズ」の上位4チームと入替戦を行い、翌シリーズでは新しい12のコアチームで対戦する[31]

2025-26シーズンから下位大会「チャレンジャーシリーズ」を解消。大会全体を3部制に再編成する。1部大会「DIVISION 1」は8チームのみとなる[6]

Remove ads

コアチームの変遷

要約
視点
  • 1999-2000シーズンから2003-04シーズンまでは、コアチーム制は導入されていない。
  • 2005-06シーズンから2011-12シーズンまで、香港大会のみ24チーム、その他は16チームで行った。
  • 2022-23シーズンから、イングランド・スコットランド・ウェールズは「イギリス」チームとなった。
  • 2023-24シーズンから、出場チームはコアチーム(12チーム)のみとなった。コアチームではない国は、下位大会「チャレンジャーシリーズ」に参加する。
  • 2025-26シーズンから、コアチームは8チームに減り、3部制の最上位大会DIVISION1への出場となる。下位大会「チャレンジャーシリーズ」は解消[6]

「 • 」はコアチーム。「D2」はDIVISION2で、コアチームではない。「参加チーム数」は1大会でも参加したチームの累計。

さらに見る シーズン, 04-05 ...
Remove ads

男子日本代表

 は、下位大会。

さらに見る シーズン, 出場大会 ...
Remove ads

歴代結果

要約
視点

各シーズンの上位6チームを表記した。

さらに見る シーズン, 大会数 ...
Remove ads

配信・放送

2024-25シーズン現在[47]

日本

2014-15シーズンでは、男子日本代表がコアチームとして出場を決めたため、J SPORTSで日本大会の生中継放送のほか、録画中継、試合ハイライトの放送が行われた[50]。2020シーズンでは、WOWOWで録画中継された[51]

その他

出典:[47]

Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads