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SVNS (男子)
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SVNS(セブンズ)は、ワールドラグビーが主催する男女併催の7人制ラグビー国際大会。ここでは男子大会を述べる。
HSBCが冠スポンサーとなり、現在の大会名は「HSBC SVNS(エイチ・エス・ビー・シー・セブンズ)[1][2]」「HSBCセブンズ[3]」、12月から翌年の6月まで世界各地を転戦するため「HSBCセブンズシリーズ[4]」と表記される。1999年に男子大会が創設され、2022-23シーズンまでの大会名は「ワールドラグビーHSBCセブンズシリーズ(World Rugby HSBC Sevens Series)」。
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2025-26シーズンから3部制
2025-26シーズンから、男子・女子ともコアチームを12チームから8チームに削減。下位大会「チャレンジャーシリーズ」を解体し、全体をDIVISION 1からDIVISION 3までの3部制として再編成する。
- DIVISION 3は、地域予選を通過した8チームで1大会を開催。この結果により、2チームがDIVISION 2へ昇格する。
- DIVISION 2は、2024-25大会で確定した4チームに、DIVISION 3から昇格した2チームが加わり、計6チームで3大会を開催。
- DIVISION 1は、2024-25大会で確定したコア8チームで、6大会開催。
- レギュラーシーズン後にDIVISION 1の8チームとDIVISION 2の上位4チームの計12チームにより、世界選手権シリーズが3大会行われ、最終順位を決定する。
アイルランド男子は解散
2024-25 SVNS終了後の2025年5月15日、アイルランドラグビー協会は財政難を理由に、7人制ラグビー男子アイルランド代表を解散することを発表した[7][8][9]。男子アイルランドは2024-25 SVNSで12チーム中11位となり、下位プレーオフのプール戦では最下位。2025-26大会でのDIVISION2入りを逃していた。
7人制女子アイルランド代表は、女子15人制への育成経路として活動を続ける[8]。
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大会名
大会名の変遷は以下のとおり。
- 1999-2000シーズンから2013-14シーズンまで:IRB Sevens World Series[10][11][12][13]
- 2010年10月からHSBCが冠スポンサーとなり[12]、2010-11シーズンから2014-15シーズンまで「HSBC Sevens World Series」とも表記する[14][15]。
- 2014-15シーズン:Sevens World Series[16](2014年11月にIRBがワールドラグビーに改称したため)。引き続き「HSBC Sevens World Series」とも表記[17][18][16]。
- 2015-16シーズンから2022-23シーズンまで:World Rugby Sevens Series または 「HSBC World Rugby Sevens Series」[19]。「Series」は省略もされる[20]。
- 2021-22シーズンから、男子・女子の併催となる(一部大会は男子のみ開催)[21][22]。
- 2023-24シーズンから:SVNS または「HSBC SVNS」[23][24][25]
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開催日
例年、11月から翌年5月にかけて、女子大会と会場・日程を同じくし、8か所程度の開催地を転戦する。大会数(開催地数)はシーズンによって異なる(詳細は後述「歴代結果」を参照)。各大会ごとにポイントが加算され、上位チームによるグランドファイナルで優勝が決まる。
2024-25シーズンの開催日程
- 2024年11月30日 - 12月1日:ドバイ大会(アラブ首長国連邦)
- 2024年12月7日 - 8日:ケープタウン大会(南アフリカ共和国)
- 2025年1月24日 - 26日:パース大会(オーストラリア)
- 2025年2月21日 - 23日:バンクーバー大会(カナダ)
- 2025年3月28日 - 30日:香港大会
- 2025年4月5日 - 6日:シンガポール大会
- 2025年5月3日 - 4日:グランドファイナル(アメリカ合衆国、ロサンゼルス)- 総合ポイント上位8チームで実施。
出場国
出場国数はシーズンにより異なる(詳細は後述「コアチームの変遷」を参照)。
2019-20シーズンでは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、2020年3月8日の第6ラウンド(バンクーバー大会)までで中断し、残り4ラウンド(4大会)は行われなかった[26]。
翌2021シーズンでは、2ラウンド(2大会)のみ開催された[27]。参加国は16チームから12チームに減り、前シーズンの上位チームの多く(アルゼンチン、オーストラリア、フィジー、フランス、日本、ニュージーランド、サモア)が渡航できず、参加しなかった[28]。代わりに下位大会から香港、ドイツ、チリ、ジャマイカ、メキシコが加わった[29]。イングランド、スコットランド、ウェールズは参加せず、代わりにイギリス代表チームとして参加した[30]。
2023-24シーズンからは、12のコアチームのみによる開催に変更。コアチーム以外の参加はできなくなった。下位4チーム(9位~12位)は、下位大会「チャレンジャーシリーズ」の上位4チームと入替戦を行い、翌シリーズでは新しい12のコアチームで対戦する[31]。
2025-26シーズンから下位大会「チャレンジャーシリーズ」を解消。大会全体を3部制に再編成する。1部大会「DIVISION 1」は8チームのみとなる[6]。
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コアチームの変遷
要約
視点
- 1999-2000シーズンから2003-04シーズンまでは、コアチーム制は導入されていない。
- 2005-06シーズンから2011-12シーズンまで、香港大会のみ24チーム、その他は16チームで行った。
- 2022-23シーズンから、イングランド・スコットランド・ウェールズは「イギリス」チームとなった。
- 2023-24シーズンから、出場チームはコアチーム(12チーム)のみとなった。コアチームではない国は、下位大会「チャレンジャーシリーズ」に参加する。
- 2025-26シーズンから、コアチームは8チームに減り、3部制の最上位大会DIVISION1への出場となる。下位大会「チャレンジャーシリーズ」は解消[6]。
「 • 」はコアチーム。「D2」はDIVISION2で、コアチームではない。「参加チーム数」は1大会でも参加したチームの累計。
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男子日本代表
は、下位大会。
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歴代結果
要約
視点
各シーズンの上位6チームを表記した。
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配信・放送
日本
2014-15シーズンでは、男子日本代表がコアチームとして出場を決めたため、J SPORTSで日本大会の生中継放送のほか、録画中継、試合ハイライトの放送が行われた[50]。2020シーズンでは、WOWOWで録画中継された[51]。
その他
出典:[47]
- カナダ - TSN
- ラテンアメリカ - Disney+
- MENA(中東および北アフリカ)- Starzplay、RugbyPass TV
- 南アフリカ共和国・サブサハラアフリカ - Supersport
- オーストラリア - Stan Sport
- イスラエル - RugbyPass TV、Sport 1
- マレーシア - Astro、RugbyPass TV
- ニュージーランド - Sky
- 太平洋諸島 - Digicel TV
- ジョージア - Silknet、RugbyPass TV
- イギリス・アイルランド - TNT Sport、RugbyPass TV
- フランス - L'Équipe、RugbyPass TV
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脚注
関連項目
外部リンク
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