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XMPP Standards Foundation
XMPPのプロトコルの標準化を担う財団 ウィキペディアから
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XMPP Standards Foundation(XSF)は、XMPPのプロトコル拡張の標準化を担う財団である。XMPPは、IETFの即時通信およびプレゼンスに関するオープン標準である。
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歴史
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XSFは当初、Jabber Software Foundation(JSF)と呼ばれていた。Jabber Software Foundationは、後のXMPPを支える開発コミュニティのために、独立した非営利の法的団体を提供する目的で設立された。当初の主な目的は、JOSL(Jabber Open Source License)[1](現在は廃止)およびJabber/XMPP開発者コミュニティで使用されるプロトコルを文書化するためのオープン標準プロセスの開発であった。創設者にはマイケル・バウアーおよびピーター・サン=タンドレが含まれていた。
プロセス
XSFのメンバーは、新メンバーの受け入れ、評議会、取締役会の選出について投票する。ただし、XSFが策定する標準を発表、閲覧、またはコメントするためにメンバーシップは必要ない。XSFの作業単位はXMPP Extension Protocol(XEP)であり、XEP-0001[2]がXEPがコミュニティによって承認されるプロセスを規定している。XSFの作業の多くはXMPP Extension Discussion List[3]、jdev、xsf chat roomで行われている。
組織
取締役会(Board of directors)
XSFの取締役会[4]は、組織の事業運営を監督する。XSFのメンバーによって選出される。2020–2021年の取締役会メンバーは以下の通りである。
- ラルフ・マイヤー(XSF会長)
- デイブ・クリッドランド
- ラルフ・マイヤー
- セベリーノ・フェレール・デ・ラ・ペニータ
- アーク・ライリー
- マシュー・ワイルド
評議会(Council)
XMPP評議会[5]は、XSF定款およびXEP-0001に基づいてXMPP Extension Protocolsを承認する技術指導グループである。評議会は毎年9月にXSFメンバーによって選出される。2020–2021年のXMPP評議会メンバーは以下の通りである。
- キム・アルヴェファー
- デイブ・クリッドランド
- ダニエル・グルチ
- ゲオルグ・ルーカス
- ヨナス・シェーファー
メンバー
現在、XSFには66名の選出されたメンバーが存在する[6]。
名誉メンバー
以下の人物はXSFの名誉メンバーである。
- ライアン・イートモン
- ピーター・ミラード(故人)
- ジェレミー・ミラー
- ジュリアン・ミッシグ
- トーマス・マルダウニー
- デイブ・スミス
XEPs
XSFの最も重要な成果物の一つは「XEP(XMPP Extension Protocols)」と呼ばれる一連の補助プロトコルであり、これは追加機能を定義するものである[7]。「XEP」を「ZEP」ではなく「JEP」と発音することで伝統を保とうとする者もいる。注目すべきXEPには以下がある。
XMPP Summit
XSFは年に2回XMPP Summitを開催しており、世界中のソフトウェアおよびプロトコル開発者が集まり、XMPPプロトコルおよびXEPに関するアイデアや話題を共有・議論する。冬はベルギーのブリュッセルで開催されるFOSDEMイベントの時期に行われ、夏はアメリカのポートランドで開催されるRealtimeConfイベントに合わせて行われる。これらの会議は誰でも参加可能であり、技術的および非技術的な課題をXSFメンバーとともに自由に議論する場であり、参加者に費用はかからない。ただし、XSFは寄付を歓迎している。最初のXMPP Summitは2006年7月24日および25日にポートランドで開催された[17]。
脚注
外部リンク
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