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Jaiku

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Jaiku(ジャイク)は、かつてあったソーシャルネットワーキングマイクロブログライフストリーミング英語版サービスである。Twitterより1か月早くサービスを開始し[1]、それに匹敵するサービスと称されていた[2]

概要 元の種類, 業種 ...

Jaikuは2006年2月にフィンランドユリ・エンゲストロームフィンランド語版[3]とペッテリ・コポネンによって設立され[4]、同年7月にサービスを開始した。

2007年10月9日Googleに買収された[5]後、2012年1月15日にサービスを終了した。

Googleに買収される前は、ヘルシンキに本社を置いていた[6]

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歴史

Jaikuは2006年2月にヘルシンキに拠点を置くJaiku Ltd.によって開設された[5]。Jaikuの創設者たちは、Jaikuの短文投稿が日本俳句 (Japanese Haiku) に似ているという理由でこの名前を選んだ[7]。また、フィンランドの先住民族であるサーミ人は、伝統的にヨイク(Joiku)を歌って物語を共有してきた[8]

2007年10月9日、GoogleはJaiku Ltd.を買収した[5]

2009年1月14日、Googleは、Jaikuの製品をオープンソース化して[9]、Jaikuのコードベースを積極的に開発せず、代わりに開発をGoogleの情熱的なボランティアチームに任せると発表した[10]。取引の金銭的な条件は公表されていない。JaikuチームはGoogleの次期G-phoneプロジェクトにも協力すると言われていた。新規ユーザー登録は終了した[1]

2009年3月12日、JaikuはGoogle App Engineプラットフォーム上で再ローンチされ[11]、2009年3月13日にはJaikuEngine(jaiku.comのコードベースと同等のオープンソース)のソースコードが公開された[12]。その意図は、完全にカスタマイズ可能なマイクロブログを提供することで、企業向けマイクロブログの分野で競争することだった[13]

2011年10月14日、GoogleはJaikuを2012年1月15日までに閉鎖すると発表した[14]Google BuzziGoogleのソーシャル機能の閉鎖も同時期に発表された[15]

2011年11月29日、元ユーザーのグループが、デジタル遺産の重要な部分を保存するために、Jaikuarchive.com - The Jaiku Presence archiverを立ち上げた[16]。オリジナルのアーカイブサイトは2014年中にシャットダウンされ、それ以降はオフラインになっている。

2020年8月現在、jaiku.comドメインはGoogleのサーバー上のエラーページにつながるようになっている[17]

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ソフトウェア

Jaikuは、PC向けウェブサイト、携帯電話向けウェブサイト、Series 60プラットフォームの携帯電話上で実行されるクライアントアプリケーションで構成されていた[18]

Jaikuは、Jaiku Mobileクライアントソフトウェアを介してNokia S60プラットフォームのモバイルデバイスと互換性があった。ソフトウェアは、ユーザーが自分のJaikuページにソフトウェアを介して投稿を行うことができた[19]

JaikuはAPIを公開し、プログラマがFeedalizrなどの独自のサードパーティ製のソフトウェアコンポーネントを作成することができるようにした。JaikuとTwitterとの主な違いの一つは、Flickrの写真、last.fmの音楽、携帯電話の位置情報など、他のプログラムを利用してユーザーのオンライン活動を共有するインターネットフィードであるLifestreamだった[20]。Jaikuがオープンソース化されてからは、Lifestream機能は削除された。

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機能

Jaiku.comでは、ユーザが自分の考えや意見、コメントを投稿することができた。ユーザが作成した投稿は「ジャイクス」(Jaikus)と呼ばれ、ユーザはそれらを公開するか非公開にするかを選択することができた。サイトでは、ユーザ同士が連絡を取り合うことができ、ウェブサイトやモバイルアプリケーションを介して友人と交流することができた。

関連項目

脚注

外部リンク

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