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Jam9
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メンバー
経歴
要約
視点
逆境
メンバー達は学生時代は上手く行かず、勉強やスポーツで大した結果を残す事ができなかったといい、結成後の他県での初ライブ時にライブハウスの入口にユニット名の後ろに「静岡)」と書かれていたのを見てとても感動し、自分達が初めて故郷の名前を背負って競い合う事に使命感とプライドが芽生えた瞬間だったという[5]。
結成前はdeep-slap(イシノユウキがギターでGiz'Moがベースの4人組ミクスチャー・ハードロックバンド)にてGiz'Mo・イシノユウキ兄弟が活動していたが、他2名が脱退。Giz'Moが仕事先にて休憩中に、脱退の連絡を受けた電話を切った3秒後に仕事先の新人として入ってきた人物がDJとして活動していたMOCKYであり、3人で音楽ユニットを組むことになり、2003年3月13日に静岡県浜松市にてJam-9を結成[6][7]。
結成前のMOCKYはインストやダンスミュージックが好きなジャンルであったが、王道J-POPには触れておらず、Jam-9結成を機に王道J-POPやヒップホップの楽曲に多く触れるようになる[6]。当初はギター・ベース・DJのユニットとして活動していた[6]。メンバーはJam-9結成を「転換期」と呼び、元々活動していたバンドとは違い、全てが新しい挑戦であったという[7]。楽曲制作に関してはコンピューターで音楽制作を行うDTMを新たに導入し、テクニカルな部分を排除し、飾った表現よりもメロディと言葉を志向した[6][7]。色々な要素を楽曲に詰め込むのではなく、メンバーそれぞれの持ち味に特化した要素を入れて制作していき、ギターやベースといった楽器音源よりも先進的なDTM音源を積極的に取り入れていくなど攻め気の姿勢で行動を起こしていった[6][7]。
デビューの話があったが、中止になったことがあるなど多くの逆境があった[6][7]。Giz'Mo・イシノユウキ兄弟は同派遣会社に登録しており、イシノユウキは派遣先のハローワークの整理券配布、Giz'Moは派遣先工場にて仕事していたが、2008年のリーマン・ショックによって派遣会社が倒産寸前になって仕事がなくなったことにより派遣切りの逆境に遭い、無職になる[1][7][8]。イシノユウキは整理券配布の仕事に苦しんでいたり未来へ不安を感じて諦めかけていたが、イシノユウキの仕事先のハローワークにリーマン・ショックによる職探しのために訪れていた失職者の前向きな姿に励まされたことで割り切り、更にJam-9の楽曲を高評価していたドリーミュージック関係者より制作者としてドリーミュージックに1年間トライアル所属することを誘われ、「やっぱり曲だけは他の人たちに劣ってない物が作れてるんだ」と思い、ドリーミュージックにトライアル所属する[6][7]。東京に住まないと音楽活動は難しいという事を他者から散々言われていたり[5]、予算の関係によりライブハウス等にてライブを行う事はできなかったが、逆風にめげずに浜松の人々に支えられながら毎日ストリートライブを開催するなど、無職の状態でも攻め気の姿勢を崩さずに精力的に活動を行なっていった[6][7][8]。
躍進
向かい風に面しながら強気にアクションを起こし続けたことにより知名度が広がり、逆風が追い風に変わり始め、転機が訪れた。2009年8月26日リリースのシングル『ROOKIE PLAYERS』収録曲『衝動 ~beleave myself〜』が清水エスパルスの『2009 The DARBY~真夏の衝動~』主題歌に起用されたことで知名度が広がる。2010年1月27日リリースのAZU『YOU & I (feat. LOVE LOVE LOVE)』収録曲『YOU & I (feat. LOVE LOVE LOVE)』の作曲に参加。
ユニット名からハイフンを除外したJam9名義で、ドリーミュージックより2010年6月23日リリースのシングル『家族』でメジャー・デビュー[9]。『家族』がヒットし、9放送局とタイアップを結ぶ[10]。
清水エスパルス 公式アーティストであり、2015年まで企画主題歌、2016年よりシーズン主題歌に起用され続けており、2011年7月20日リリースのアルバム『絆』収録曲の力強い応援歌『42.195』は2011年にホーム試合BGM曲に起用されている。
2011年に浜松市より「浜松市やらまいか大使」を委嘱される[11]。2012年12月4-11日に静岡県の人権週間メッセンジャーに起用される[12]。2013年リリースのシングル『LINK!!』収録曲『LINK!!』が10月に鈴与グループのCM曲に起用される。2014年に『VISIT47』(キャンピングカーで全国47都道府県を巡るライブツアー)を開催。2015年より静岡トヨペットのCMに楽曲を起用され続けている。
イシノユウキが2016年リリースのアルバム『THE GOLDEN HITS 1984-2016』、Giz'MoがGiz'Mo from Jam9名義で2020年6月23日リリースのシングル『anyday anytime』、MOCKYがDJ MOCKY名義で2021年3月31日のシングル『DORAYAKI』でソロデビュー。また2021年からJam9 sound design名義としても活動開始。
制作者としても活躍しており、2012年10月3日リリースのE-girlsへの提供シングル『Follow Me』はオリコンチャート シングルランキング2位を記録。2015年9月16日リリースのAAAへの提供曲『愛してるのに、愛せない』は第57回日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞。
2022年11月9日リリースのKing & Princeへの提供曲『彩り』はオリコンチャート 週間・月間ランキング1位、Billboard Japan Hot 100 1位を記録し、Jam9最大の記録となった。
華原朋美・剛力彩芽・倖田來未・Dream・乃木坂46・遊助やK-POPのKARA・2PM・TWICEへも楽曲を提供している。
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発言
イシノユウキは2023年7月14日にラジオにて、逆境に面しながらも積極的に活動を行なった事について「多くの人が難しいと感じることだからこそやる価値があると思い、自分たちを信じ続けてたことが、今につながっていると言います。一番大切なのは本気であることで、本気でやっていれば、振り向いてくれる人、一緒に目標を叶えようとしてくれる人が集まってくれる。これは、どんな仕事でも、そして都会でも地方でも変わらない」と語っている[5]。
作品
要約
視点
シングル
アルバム
ベスト・アルバム
オムニバス
Jam9 sound design
アルバム
ソロ
イシノユウキ
アルバム
Giz'Mo
シングル
アルバム
MOCKY
シングル
ボックスセット
CD-BOX
映像
タイアップ
タイトル
- 衝動 ~beleave myself〜:2009年 - 清水エスパルス『2009 The DARBY~真夏の衝動~』主題歌。
- 家族:2010年 - テレビ東京『音風♪』ED、東日本放送『にちよる女子部』7月度ED、新潟総合テレビ『SMILE STADIUM NST』7月度ED、とちぎテレビ『NEWS Tochigi Television』挿入歌、チバテレ『ONGAX』6月度ED、広島テレビ『てっぺん』6月度ED、テレビ西日本他『第26回天草国際トライアスロン大会』ED、テレビ熊本『若っ人ランド』ED、テレビ静岡『テレしず通りパロパロ 週末星座占いコーナー』。
- ツバサ:2010年 - 清水エスパルス『夏戦〜Heat on 5〜』主題歌。
- 42.195:2011年 - 清水エスパルス ホーム試合BGM曲。
- Nanana:2013年 - 清水エスパルス『Go☆Go☆5』主題歌。
- LINK!!:2013年 - 鈴与グループ CM曲。
- Shock!!:2015年 - 静岡トヨペット CM曲。
- 真夏の風:2014年 - 清水エスパルス『熱燈2014』主題歌。
- 巡会歌 (feat. MIKU from CLEEM):2015年 - テレビ岩手『21SEIKI Navi Stu!』1月度主題歌、テレビ金沢『マル得配便DX』1月主題歌。
- ハシリダセ:2015年 - 静岡トヨペット CM曲。
- ONE -we’re SHIMIZU S-PULSE-:2015年 - 清水エスパルス『熱橙2015』主題歌。
- NEXT!!:2016年 - 静岡トヨペット 60周年記念曲。
- RESTART:2016年 - 清水エスパルス 2016年度主題歌。
- LIFE ~10年後のアナタへ~:2016年 - 山口放送開局60周年記念曲。
- FROM NOW ON!!:2017年 - 清水エスパルス 2017年度主題歌。
- 日本平:2018年 - 清水エスパルス 2018年度主題歌。
- HERO!!:2018年 - 静岡トヨペット CM曲。
- ヒカリ:2018年 - JA共済TV CM曲。
- S-POUSER!!:2019年 - 清水エスパルス『静岡トヨペットPresents 2018 S-PULSE『勝祭』』主題歌。
- Are You Ready?:2019年 - 静岡ラグビー 応援曲。
- BORDER:2021年 - 静岡トヨペット CM曲。
- PENETRATE (feat. CLEEM MIKU):2021年 - 清水エスパルス2021年度主題歌。
- Radio Spectrum:2021年 - FMしみずマリンパル開局25周年記念曲。
参加
タイトル
- CLEEM:emerald. (feat. Giz'Mo)
- 清水エスパルス
- Best of The S-PULSE Ⅱ:衝動 ~beleave myself〜、ツバサ、始まりの笛 - 鈴木千恵子(制作)(清水エスパルス 20周年記念アルバム)
- DJ donga、DJ ISLAND:one lil'time (feat. Giz'Mo) - Lil'megu
- Melodirize:RISING SUN~光の道しるべ (feat. Giz'Mo from Jam-9)
- UNIVERTH:take your time (イシノユウキ & MIKI)、movie star (REI & MIKU)、that’s good (REI, 須田アイカ & Giz'Mo)、sorry (イシノユウキ, MIKU & THINC.)、like it (イシノユウキ & Giz'Mo)
提供
タイトル
- 逢田梨香子:『コントラスト』
- アイドルマスターシャイニーカラーズ:『トライアングル』『Love Addiction』『FUTURITY SMILE』
- 麻倉もも:『シュークリーム』
- AZU:『YOU & I (feat. LOVE LOVE LOVE)』
- E-Girls:『Follow Me』『ヒマワリ』『love letter』『Loving Bell』『クルクル』『約束の場所』『自由の女神~ユーヴライア~』『シンデレラフィット』
- いぎなり東北産:『feeling』『HOME』
- lol:『HEARTBEAT』『power of a dream』『3 pieces』
- 華原朋美:『never give up!!』
- KARA:『SOS』『ミッシング』『HANABI』『ガールフレンド』
- King & Prince:『彩り』『MAGIC WORD』
- CLEEM MIKU:『Running』
- 倖田來未:『恋しくて』
- CODE-V:『Song for you』『Promise You』『Ordinary Days』『WAKATTERUYO』
- 寿美菜子:『black hole』
- 剛力彩芽:『バースデイ』
- 櫻坂46:『摩擦係数』
- GEM:『We're GEM!』『FLY NOW!!』
- 私立恵比寿中学:『ナガレボシ』
- 鈴木千恵子:『始まりの笛』
- すとぷり:『Feeling Love』『Contact』
- 住岡梨奈:『マイフレンド』
- 田中真弓:『つもりヤモリ』『つもりヤモリ体操』『つもりヤモリの大冒険』
- たこやきレインボー:『クリぼっちONE DAY!!』
- 2PM:『Step by Step』『Guilty Love』『春風~Good-bye Again~』
- TWICE:『Fake & True』
- AAA:『I4U』『Birthday song』『愛してるのに、愛せない』『Dangerous Gamble』
- Dream:『ヒマワリ』『Only You』『えがおの花』『ブランケット・スノウ』
- Dream Ami:『じゃあね』『はやく逢いたい』『君のとなり』『♡song』『Re:Dream』『XOXO』『JUMP』『NEXT』
- Dream5:『We are Dreamer』
- PINK CRES.:『BLACK OUT』
- BRIGHT:『Flower』
- 西尾夕紀、山寺宏一:『7歳違いのLove Song』
- NORD:『Mirai』
- 乃木坂46:『音が出ないギター』
- 宮脇詩音:『明日へのパス』
- 遊助:『彩道』
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出演
テレビ
ラジオ
タイトル
- Jam9のunities navi(K-MIX、2010年4月4日 - 2012年3月25日、2012年4月1日 - 2013年3月31日)
- Jam9のラブユニバ!!?(CBCラジオ、2016年 - )
- LIVE on Hamamatsu(FM Haro!)
- tea time speakers(SBSラジオ・FM Haro!、2018年 - )
- Jam9 MUSIC SCHOOL(SBSラジオ、2018年 - )
コンサート
タイトル
- 『MINAMI WHEEL 2007』(2007年10月28日)
- 『TREASURE05X 2008 ~GOLD RUSH~』(2008年8月9日)
- 『MINAMI WHEEL 2008』(2008年11月3日)
- 『MINAMI WHEEL 2009』(2009年10月31日)
- 『SAKAE SP-RING 2012』(2012年6月2日)
- 『TOKAI SUMMIT'12』(2012年7月28日)
- 『TREASURE05X 2012 ~come alive~』(2012年8月24日)
- 『Dream Wars - Episode1 Attack of the Port』(2012年11月25日)
- 『ソングライターズ』(2013年2月10日)
- 『SHIMADA MUSIC FESTIVAL』(2013年3月17日)
- 『ORENCH ~遅咲きの桜満開!!!~ PRESENTED BY 逗子三兄弟』(2013年4月21日)
- 『あぬえぬえ∞ぶれいん ∞%=2 リリースパーティー』(2013年7月3日)
- 『【birth!!】vol.43-for SHIZUOKA-』(2013年7月5日)
- 『KAWANE夏祭り@BIG NATURE』(2013年8月4日)
- 『birth!!vol.45-for SHIZUOKA-』(2013年9月20日)
- 『birth!!vol.48-for SHIZUOKA-』(2013年11月22日)
- 『birth!!vol.54-forSHIZUOKA-』(2014年3月21日)
- 『SWISH』(2014年6月8日)
- 『KAWANE夏祭り@BIG NATURE2014』(2014年8月3日)
- 『LOS AMIGOS-8th Anniversary-NIGHT』(2014年8月16日)
- 『SOUND-UNITY2014』(2014年9月28日)
- 『KAWANE夏祭り@BIG NATURE』(2015年8月2日)
- 『Jam9 ONE-MAN LIVE TOUR 2015『All Song is Best』』(2015年2月)
- 『LOS AMIGOS×GOLDEN AMIGOS』(2015年12月29日)
- 『KRYギュッ!と恋する★オンガクFES 2016』(2016年10月8日)
- 『静岡トヨペットpresents Jam9 tour 2017「日本一宣言」』(2017年)
- 『静岡トヨペットpresents Jam9 tour 2018-2019「DREAM ON!! DREAM UP!!」』(2018年)
- 『静岡トヨペットpresents Jam9 tour 2019-2020「REACTED」』(2019年)
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受賞
タイトル
- 『第57回日本レコード大賞』優秀作品賞(2015年、提供、AAA『愛してるのに、愛せない』)
脚注
外部リンク
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