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ライカLマウント

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ライカLマウント
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ライカLマウントは、ライカ が自社のミラーレスカメラ のために開発したユニバーサル・マウントの規格である。

概要 創立, 中核企業 ...

Lマウントシステムのうち、TLはAPS-Cサイズのセンサーに対応したシステムであり、SLは35mmフルサイズセンサーに対応したシステムの呼称である。

日本での通称が「Lマウント」である[1]ライカスクリューマウント(またはL39マウント)に関してはライカマウントレンズの一覧を参照のこと。

概要

L-Mountはライカの登録商標である(国際登録番号1411940[2])。

2014年4月、同マウント規格を採用したAPS-Cミラーレスカメラ「ライカ T」(Typ 701)が発表された。当初はライカTマウントと呼称していた。

2015年10月、35mmフルサイズミラーレスカメラ「ライカ SL」(Typ 601)およびライカTマウントと共通の形状であるライカLマウントが発表された。 フルサイズ用のSLシステム発表に伴い、APS-C用システムの名称をTシステムからTLシステムに移行することが予告された。

2016年11月、「ライカ T」(Typ 701)の後継機である「ライカ TL」の発表に伴い、正式にライカTはライカTLに改められた[3]

2018年9月25日、フォトキナにて、ライカ、パナソニックシグマの3社がLマウントアライアンス[4]で協業することを発表した[5]

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Lマウントを最初に採用したライカ T (701)
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左からシグマの山木和人、ライカカメラAGのアンドレアス・カウフマン、パナソニックの北川潤一郎。2018年9月25日のPhotokinaでのアライアンス発表後
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パナソニック LUMIX S1R と50 mm f/1.4レンズ(photokina 2018年9月)

2021年10月14日、Ernst Leitz Wetzlar GmbH(エルンスト・ライツ・ウェッツラー)がLマウントアライアンスに参加[6]

2022年6月16日、DJIがLマウントアライアンスに参加[7]

2023年7月14日、SAMYANG OpticsアストロデザインがLマウントアライアンスに参加[8]。計7社となった。

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技術情報

Lマウントは、直径51.6mm、フランジバック20.0mm のバヨネットマウントである[9]

LマウントのレンズはAPS-C用のTLレンズとフルサイズ用のSLレンズの2種類が存在する。 TLレンズをSLシステムのカメラにマウントした場合、自動的にAPS-Cサイズのセンサーモードに切り替わりクロップされる。 SLレンズをTLシステムのカメラにマウントした場合、画角が狭くなるが使用は可能である。

カメラ製品

APS-C

フルサイズ

レンズラインナップ

レンズアダプタ

  • ライカ R-Adapter Lライカ Rマウント
  • ライカ S-Adapter Lライカ Sマウント )- AF/AE可能
  • ライカ M-Adapter Lライカ Mマウント )- 6ビット識別コードを読み取るセンサーを装備しているため、対応レンズの識別が可能となる。
  • ライカ PL-Adapter LPLマウント
  • シグマ MC-21 SA-Lシグマ SAマウント )- AF/AE可能。取り外し可能な三脚座が付属する。
  • シグマ MC-21 EF-Lキャノン EFマウント )- AF/AE可能。取り外し可能な三脚座が付属する。
  • シグマ MC-31 PL-LPLマウント )- 取り外し可能な三脚座が付属する。
  • Novoflex SL-EOS Adapterキヤノン EFマウント )- AF/AE可能。純正ではないがライカのオフィシャルショップで購入可能である。
  • Novoflex SL/NIK Adapterニコン Fマウント )- AF/AE可能
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脚注

参考文献

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