Lazarus (ミュージカル)

「LAZARUS ラザロ」とは異なります。

『Lazarus』^[1]あるいは『LAZARUS -ラザルス-』^[2]は、デヴィッド・ボウイの楽曲をフィーチャーしたジュークボックス・ミュージカルであり、エンダ・ウォルシュの脚本による。ウォルター・テヴィスの1963年の小説『地球に落ちて来た男』( The Man Who Fell to Earth )で描かれた、地球に取り残され、死ぬことも故郷の惑星に帰ることもできない人型の宇宙人、トーマス・ニュートンの物語の続編である。『Lazarus』は2015年11月18日にオフ・ブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップで初演され、2016年1月20日まで上演された。その後、ウエスト・エンドのキングス・クロス・シアターで2016年10月25日から2017年1月22日まで上演された。

Lazarus Lazarus
作曲	デヴィッド・ボウイ
作詞	デヴィッド・ボウイ
脚本	エンダ・ウォルシュ
原作	ウォルター・テヴィス『地球に落ちてきた男』
上演	2015 オフ・ブロードウェイ 2015 横浜 2016 オフ・ウェストエンド 2018 ハンブルク 2019 メルボルン 2019 アムステルダム 2019 プラハ 2019 サンパウロ 2019 ビーレフェルト 2019 オスロ 2020 リオ・デ・ジャネイロ 2020 ヴロツワフ 2020 ギーセン 2022 コペンハーゲン 2023 ストックホルム 2023/24 キール 2024 プラハ 2025 神奈川・大阪

『Lazarus』は、2016年1月10日に亡くなる前にボウイが完成させた最後の作品の一つである。ボウイが最後に公の場に姿を現したのは、2015年12月7日のオフ・ブロードウェイ公演の初日の夜であった^[3]。ニューヨーク市長室は、オフ・ブロードウェイ公演の最終日である2016年1月20日を「デヴィッド・ボウイの日」と宣言し、この宣言文は最終公演のカーテンコールでマネージング・ディレクターのジェレミー・ブロッカーに手渡された^[4]。

オリジナル・キャスト・アルバムは、ボウイの死去の翌日、2016年1月11日にレコーディングされる予定だった^[5]。キャストと演奏者は、スタジオに到着した際に彼の死を知らされた^[6]。