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M-60P装甲兵員輸送車

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M-60P装甲兵員輸送車
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M-60P装甲兵員輸送車は、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国が開発した装甲兵員輸送車である。

概要 基礎データ, 全長 ...

概要

ユーゴスラビアが自国開発した装軌式の装甲兵員輸送車で、1965年にユーゴスラビアで行われた軍事パレードで初めて公開され、一時期はM590とも呼ばれていた。

車体は全溶接構造の箱型で、エンジンはシュタイヤー社製FAMOSディーゼルエンジン懸架装置第二次世界大戦ソビエト連邦から供与されたSU-76自走砲の懸架装置をベースに開発したものを使用した。

車内配置は前部が操縦室となっており、左側に操縦手、右側に副操縦手、操縦室の後方左側に車長が位置し、後部は定員10名の兵員室となっている。兵員室後方には観音開き式の乗降用ドアがあり、兵員室上部にもハッチを備える。

武装は主武装として操縦室後方右側に位置するキューポラにM2 12.7mm重機関銃が、副武装として車体前面右側に副操縦手が操作する7.92mm機関銃が装備されており、他に兵員室左右に3箇所ずつ、後部乗降用ドアに2箇所のガンポートが設けられている。

本車はユーゴスラビア紛争で使用され、紛争終了後もクロアチアなど、旧ユーゴスラビア諸国で使用されている。

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派生型

M-60PB
車体後部に2門の82mm無反動砲を装備した対戦車車両[:ru]

運用国

脚注

参考文献

関連項目

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