トップQs
タイムライン
チャット
視点
PO箱
ウィキペディアから
Remove ads
PO箱(Post Office box)はホイートストンブリッジによる電気抵抗計測器の一種。

歴史
ホイートストンブリッジによる測定装置の内、抵抗P,Qを比例辺、Rを可変抵抗とし1箱に収めた装置は、英国郵政庁で始めて用いられたため、PO箱(Post Office box; PO box)と呼ばれている[1]。
1960年代にはイギリスのOレベルやAレベルの学校の検定試験で、物理のシラバスの一般的な科学装置として使用された。
日本では、明治の文明開化の頃に、逓信省(現在の日本郵政株式会社)がヨーロッパから導入した。電信や電報を送信する電信線路の抵抗測定のため用いられた[2]。
原理
構造ではホイートストンブリッジが形成されている。既知抵抗は10, 100, 1000Ωのように計算しやすい値に設定されていて、可変抵抗は抵抗箱で抵抗の値を制御することになる[3]。
抵抗箱は主にプラグ式が用いられていて、各プラグが接続されている[4]。プラグ自体が電線となっていて、プラグと並列して抵抗が配置されている。プラグを外すと、抵抗が動作することになる[要出典]。
構成と形状
参照文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads