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Postman (ソフトウェア)

API開発ツール ウィキペディアから

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Postmanは、開発者がAPIを設計、構築テスト、コラボレーションするためのAPIプラットフォームを提供するグローバルなソフトウェア企業である[2]

概要 作者, 最新版 ...

3,000万人以上の登録ユーザーと50万以上の組織がPostmanを利用している[3]

Postmanはまた、10万を超える公開APIのディレクトリであるPostman API Networkを管理しており、これは世界最大規模である[4]

同社はサンフランシスコに本社を置き、東京と創業の地であるバンガロールにもオフィスを構えている。

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歴史

Postmanは2012年、ソフトウェアエンジニアのアビナフ・アシュタナのサイドプロジェクトとして始まった[5]。彼はYahooバンガロールで働いていたとき、APIテストを簡素化したいと考えていた。彼は自分のアプリをAPIリクエストの「POST」をもじってPostmanと名付け、Chromeウェブストアで無料で提供した。

アプリの利用が拡大するにつれ、アビナフは元同僚のアンキット・ソブティとアビジット・カーネを招き、Postman Inc.の設立に協力させた。現在は3人の共同創業者が会社を率いており、アビナフが最高経営責任者 (CEO)、ソブティが最高技術責任者 (CTO) を務めている。

2023年、PostmanはAPIオブザーバビリティソリューションのAkitaを買収したと発表[6]。2024年、Postmanは開発者コミュニティ構築・管理ソリューションのOrbitを買収した[7]

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機能

Postmanの機能は以下の通り:

  • APIリポジトリ: パブリック、プライベート、パートナーネットワーク内の中心的なプラットフォームで、API生成物の保存、カタログ化、コラボレーションを可能にする
  • APIビルダー: OpenAPIGraphQLRAMLなどの仕様に沿ってAPI設計ワークフローの実装を支援する。さまざまなソース管理、CI/CD、ゲートウェイ、APMソリューションと連携する
  • ツール: APIクライアント、API設計、APIドキュメント、APIテスト、モックサーバー、API検出
  • インテリジェンス: セキュリティ警告、APIリポジトリ検索、ワークスペース、レポーティング、APIガバナンス
  • ワークスペース: パーソナル、チーム、パートナー、パブリックワークスペースにより、開発者の社内外でのコラボレーションが可能

Postman v11は2024年5月にリリースされた。技術系メディアで話題となった機能には、APIテストの生成、ドキュメント作成、デバッグ、データ可視化を支援するAI搭載アシスタントや、外部パートナーとのAPIコレクションの幅広い共有などがある[8]

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ビジネスモデル

Postmanは、小規模チーム向けの無料オプションから、大企業やエンタープライズ向けの有料プランまで、段階的な価格設定を提供している。

所有権

Postmanは株式非公開で、Nexus Venture Partners、CRV、Insight PartnersCoatueBattery Venturesメアリー・ミーカーのBONDから資金を得ている。

2015年5月、同社は100万ドルのシードラウンドを調達。2021年8月、Postmanは56億ドルの評価額で2億2500万ドルのシリーズDラウンドを調達した。

Postmanは過去3年間、フォーブスの「Cloud 100」のメンバーに選ばれており、直近では42位にランクインしている[9]

出典

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