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Puma (マイクロアーキテクチャ)

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Puma(プーマ)とは、アドバンスト・マイクロ・デバイセズによって開発されたマイクロプロセッサである。2014年4月29日に正式発表され[1]AMD APUとして製品化された。

概要 生産時期, 販売者 ...
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概要

第2世代低消費電力マイクロアーキテクチャであるJaguarを継承し、同一の市場をターゲットとしている。 ミニPC/低電力ノートブック向けのBeemaとその後継Carrizo-L、タブレット向けMullinsのCPUコアとして採用された。発表当初はPuma+(プーマプラス)と発表されたが[2]、Carrizo-Lの発表時にBeema/MullinsのコアはPumaに変更され、Beemaの後継であるCarrizo-Lに採用されたコアがPuma+であるとされた[3]。しかし、BeemaとCarrizo-Lはステッピングに至るまで同一であるため、PumaとPuma+はソケットとブランディングの違いのみで機能的な違いはないものとされる[4]

特徴

PumaはJaguarアーキテクチャを継承し以下のような特徴を持つ

  • コアあたり32KB 命令 + 32KB データ L1キャッシュ
  • 2つまたは4つのコアで共有される1~2MB統合L2キャッシュ
  • スーパースカラー、アウトオブオーダーで最大4コアの構成
  • 2本の整数演算実行ユニット
  • 2本の128-bit幅の浮動小数点演算実行ユニット
  • ハードウェア整数除算ユニット
  • SMTやCMTのようなマルチスレッディングテクノロジーを搭載してない
  • HSAをサポートしない
  • サポートする拡張命令: MMX, SSE, SSE2, SSE3, SSSE3, SSE4a, SSE4.1, SSE4.2, AVX, F16C, CLMUL, AES, BMI1, MOVBE (Move Big-Endian instruction), XSAVE/XSAVEOPT, ABM (POPCNT/LZCNT), and AMD-V

Jaguarとの比較

  • 1.2V電圧供給時に19%のCPUのリーク電流を削減[5]
  • Boostによって効果の出るアプリ出ないアプリをリアルタイムで検出しBoostを効果的に利用[1]
  • ARMセキュリティコアを内蔵
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製品一覧

サーバー向け

Steppe Eagle
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モバイル向け

Beema
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Carrizo-L
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タブレット向け

Mullins
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組み込み向け

Steppe Eagle
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Crowned Eagle
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LXシリーズ
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脚注

関連項目

外部リンク

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