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SC型潜水艦
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SC型潜水艦(Подводные лодки типа «Щука»)は、ソ連海軍が1930年代から1940年代に運用した潜水艦のクラスである。

概要
1930年、革命軍事評議会の決定により開発が行われた。評議会が決定した戦闘教義により、ソ連海軍は自国沿岸防衛を主任務とする沿岸海軍と位置付けられ、沿岸哨戒任務に適した兵力を整備することとなった。
本型の開発担当主任設計者は、以前D型潜水艦、L型潜水艦の設計を担当したマリーニン技師である。本型は排水量600t程度の中型沿岸哨戒潜水艦として計画され、大祖国戦争中のソ連潜水艦隊の中核を担った。
SC型は1932年から1938年にかけて合計86隻建造された。建造中、数回の設計変更が行われ、全部で第3系列~第10系列bisまでの6つの小分類に分かれることとなった。
- 第3系列 - 4隻
- 第5系列 - 12隻
- 第5系列bis - 13隻
- 第5系列bis2 - 14隻
- 第10系列 - 32隻
- 第10系列bis - 11隻
各艦にはЩ(ShCh)番台の識別番号が割り当てられたため、本型はSC型、または第3系列1番艦シチューカの名をとってシチューカ級と呼ばれる。Щ-100番台は太平洋艦隊、Щ-200番台は黒海艦隊、Щ-300番台はバルチック艦隊、Щ-400番台は北方艦隊へと配備された。大戦中、太平洋艦隊以外では配備された潜水艦の60から70%、計35隻が失われ、うち3隻は事故によるものだった。 (7隻はルーマニア海軍の主に機雷によって破壊された),[1] [2][3][4] 残りは1950年代までに退役または中国海軍へ譲渡された。
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諸元
関連項目
脚注
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