トップQs
タイムライン
チャット
視点

Spice Lisp

ウィキペディアから

Remove ads

Spice Lisp (Scientific Personal Integrated Computing Environment)は、1980年初頭のCMUのSpiceプロジェクトで開発されていたMACLISP系のLispである。 16-bitワークステーションのPERQ上で稼動した。

概要 作者, 開発元 ...

Common Lisp策定より前から存在するが、Spice Lispのマニュアルを元にCommon Lisp仕様が作成される等、事実上の参照実装ともなった[1]。Common Lisp策定の流れとともに、Spice Lisp自身もCommon Lisp仕様に準拠することとなった。

Spiceプロジェクト終了後、成果は、CMU Common Lispに引き継がれた。

CMU Common LispからフォークしたSBCLは現在ユーザーが多い主要なCommon Lisp処理系となっている。

Remove ads

歴史

  • 1980年代前半 - カーネギーメロン大学でSpiceプロジェクトの一部として、Spice Lispの開発が開始される。
  • 1985年頃 - Spiceプロジェクト終了。

派生

Spice Lispのプロジェクトでは、マシン依存の部分を作成すれば処理系の基本部分は完成するCommon Lisp作成キットを配布していた。 このキットを元にした/利用した処理系に、TOPS-20 Common LispVAX LISPDG Common Lisp等がある。

Spice Lispから枝分かれした系統

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads