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T-33 (戦車)

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T-33ソビエト連邦の試作戦車である。

概要 性能諸元, 全長 ...

概要

本車はソ連における最初の水陸両用戦車である。1931年イギリスから購入したD-12水陸両用豆戦車を元としている。

主砲をDT機銃に換装した他、40馬力のフォード-AAトラックのエンジンを動力とした。また、コンポーネントや走行装置はカーデン・ロイド3トン牽引車のものを使用しており、単なるコピー車両というわけではない[1]。しかし試験の結果水上を進む性能はともかく、乗員の配置(タンデム式で前が操縦手で後ろが車長兼機銃手)や、水辺の泥濘地での機動に問題があり、また改良の余地がある事も明らかになった。

その後、本車の問題点の改良を図ったT-37が完成し、本車は生産体制に移行することはなかった[1]

その他

水上での速度は4km/hで、T-37とほぼ同じである。装甲厚も同等であった。 実戦運用もおそらくされていないが、生産した8輌の内1輌はクビンカ戦車博物館に現存している。

脚注

参考文献

外部リンク

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