トップQs
タイムライン
チャット
視点
T004
ウィキペディアから
Remove ads
REGZA Phone T004(れぐざふぉん てぃーぜろぜろよん)は、東芝および東芝モバイルコミュニケーション社(現・FCNT)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応携帯電話である。製造型番はTS004(てぃーえす ぜろぜろよん)。
Remove ads
特徴
SoftBank 921T以来、及び同キャリア向けの東芝製携帯電話としては初めてとなる「REGZA」の名を記した携帯電話である(フィーチャー・フォンとしては唯一の「REGZA Phone」である。前述のSoftBank 921Tは「REGZAケータイ」として発表、発売された。)。 プラットフォームにはBrew MPをベースに独自拡張した「KCP3.0」が、チップセットには米・クアルコム社製の「Snapdragon S1」(QSD8650・クロック周波数1GHz)がそれぞれ採用されており、従来のKCP+端末の約2.6倍の処理速度[1]を実現している。 また、Wi-Fi WINに対応しており、別売りの無線LANカード(microSDIOカード)を装着することにより利用可能となる。
沿革
- 2010年(平成22年)5月17日 - KDDI、および東芝より公式発表。
- 2010年6月4日 - 関西・沖縄地区にて先行発売。
- 2010年6月19日 - 関東地区にて発売。
- 2010年6月30日 - 九州地区を除く上記以外の地区にて発売。
- 2010年7月3日 - 九州地区にて発売。
- 2011年(平成23年)1月 - 販売終了。
- 2012年(平成24年)7月22日 - L800MHz(旧800MHz帯・CDMA Bandclass 3/JTACS)帯エリアによる音声・データ通信サービスの停波によりそれ以降はN800MHz(新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2)帯エリア、および2GHz(CDMA Bandclass 6)帯エリアの各音声・データ通信サービスで利用する事となる。
- 2014年(平成26年)6月30日 - Wi-Fi WINのサービス終了[2]。
- 2022年3月31日 - 同キャリアにおける3Gサービスの完全終了・停波により、当機種は全て使用不可となる[3][4]。
Remove ads
主な機能・サービス
不具合
2010年8月5日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[6]
- EZニュースEX等の受信開始時に、移動等により基地局が切り替わると、リセットする場合がある。
- 卓上ホルダで充電完了後、外部接続端子にアダプタを接続して充電すると、充電されない場合がある。
- 「ROM Test 0 Failure」と表示され、電源のオンオフも含めてすべての操作が不能になる場合がある。
2010年10月14日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[7]
- Eメールを自動受信しない場合がある。
関連項目
- 東芝
- JMP-T004 - T004のJALマイルフォン仕様にあたる同型機種。
- REGZA
- REGZA Phone
- 921T - 同社製のソフトバンク向けのREGZAケータイ。
- Wi-Fi
- Wi-Fi WIN
- S004 - T004同様、SnapdragonおよびKCP3.0を搭載。ソニー・エリクソン(現・ソニー)製。
- X-RAY(TSX06) - 本機種をベースとしたiida端末。富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・FCNT)製。
- T008 - T004及びX-RAYをベースとした端末。REGZA Phoneシリーズには含まれないが、T004の流れを汲んでいる。富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現・FCNT)製。
注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads