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TeX Live
TEXディストリビューションの1つ ウィキペディアから
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TeX Liveは、TeXディストリビューションの1つ。サポートを終了した[2]teTeXというディストリビューションの代替とされ[3]、Fedora[4]、Debian[5][6]、Ubuntu[7]、Gentoo[8] などのLinuxディストリビューションでは、デフォルトのTeXディストリビューションである。
OpenBSD[9]、FreeBSD[10]、NetBSD[11] といった他のUNIXディストリビューションも、teTeXからTeX Liveへの移行を進めている。
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経緯
このプロジェクトは、元来Sebastian Rahtzが1996年にTeX Users Groupを含む世界中のTeXユーザグループとの共同作業で始めたものであり、現在はKarl Berryがメンテナンスを行っている。
バージョン2009まで、TeX LiveはCD ROM、DVD ROMや他のモバイルデバイスから直接起動したり、「活性化」することができた。しかし、TeX Live 2010以降のTeX Collection DVDでは、ストレージ空間の制限により起動不可となっている。TeX Liveは、TeX Directory Structureに準拠する。
バージョン2009以降では、Microsoft WindowsとmacOS用にTeXworksエディタとベクタグラフィックス言語Asymptoteが含まれている[12]。
macOSには、TeX Liveに準拠し、Mac上でTeXを使うためのツール群(TeXShopエディタや文献管理機構BibDeskなど)が含まれるMacTeX[13] がある。TeX Liveは、MacPortsでもコンパイルやインストールが可能である。
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日本語の収録
TeX Live 2010以降、日本語対応のパッケージが数多くマージされている。
2010にはpTeX/pLaTeXを収録。
2011にはレジストリ数を拡張したε-TeXの日本語対応版であるε-pTeXを収録。
2012にはpTeX、ε-pTeXの内部Unicode処理版であるupTeX、ε-upTeXを収録。IPAフォントを収録。babel-japaneseパッケージを収録。Open Type Font用VF (japanese-otf-uptex) を収録。LuaTeX-jaを収録。
出典
外部リンク
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