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UN/LOCODE

地理的コードの方式 ウィキペディアから

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UN/LOCODE(ユーエヌ/エルオーコード、国連エルオーコード)[1][2]、正式名国際連合貿易輸送位置コード(こくさいれんごうぼうえきゆそういちコード、Code for Trade and Transport Locations)は、国連欧州経済委員会(UNECE)が制定したジオコーディング方式コード(国名2文字+半角空きスペース+地名3文字)を指す。UN/LOCODE は貿易輸送に用いるため 海港鉄道ターミナル、道路のターミナル、空港郵便の中継局(Postal Exchange Office)、国境の通過地点など、貨物関係の地名・場所を対象にコード化してある。発布初年の1981年は登録地点8,000件、2013年時点は8万2,000件である[3]。手引書とコード一覧はオンラインで提供され[4]、UNECE発信の『貿易輸送地点コード勧告書』(Codes for Trade and Transport Locations)[注 1]第16号(1998年改訂)全文は、手引書を添えて UNECE の貿易促進活動全般のサイトに掲出される[5]

日本における UN/LOCODE は、日本貿易関係手続簡易化協会(JASTPRO)が登録内容の審査などでUNECE勧告第16号(UN/LOCODE‐港及び地名コード)[5]を支持し、同協会はこのコードの日本担当窓口に指定されている[6]

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表示例

UN/LOCODEの表記[6]
ChLOCODENameNameWoDiacriticsSub DivFunctionDateIATACoordinate
JP TYO Tokyo Tokyo 131 2 3 4 5 - - -04013541N
13945E

凡例

Ch=変更点(Changes)

前号以降の変更点は、第1列に以下の記号で示す[7]
X  次号で削除する予告
#  所在地名の変更(通常は欧文綴り付き)
¦  その他の項目の変更あり(位置情報以外)
+  現在の号に掲載した日付
=  参照用
!  アメリカのコード一覧の特定の項目用に保持(「重複を意図して掲載」)

機能

機能ごとの定義には分類子を割り当てる。最も重要なものを次に示す。

  • 1 = 港(あらゆる種類の水上輸送用)
  • 2 = 鉄道のターミナル駅
  • 3 = 道路輸送のターミナル
  • 4 = 空港
  • 5 = 郵便集配局
  • 6 = 内陸通関所 – ICD(Inland Clearance Depot)または「ドライ・ポート」。「内陸通関ターミナル」など。
  • 7 = 分類子「7」は固定の輸送機能(例:石油プラットフォーム)用に予約。「石油パイプライン・ターミナル」と説明すると関連性が高く、電力線やロープウェイ・ターミナルも含めようと思えば拡張できる点に留意。
  • B = 国境通過機能(Border crossing function)
  • 0 = 不明の機能で、指定が必要
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更新歴

注記:
+  現行版への追加
¦  その他の変更点
#  位置の変更点(欧文綴りの変更その他)
X  次号の更新版で除去の予定。
さらに見る 号, 日付 ...
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脚注

関連項目

外部リンク

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