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VBZ Be 4/6形電車 Tram 2000
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Tram 2000 は、スイスのVBZ(チューリッヒ市交通局)が1976年から導入した路面電車 Be 4/6 形に付けられた愛称[1]である。
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基本型の Be 4/6 の他に、同一構造の派生型として Be 4/8 (Sänfte)、Be 2/4 (Pony) がある。
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概要
1976年から Be 4/6 Mirage の後継として導入された。Mirage が3車体3台車の変則的な連接車であるのに対し、一般的な2車体3台車構成の連接車となっている。基本型の運転台付き2車体連接車 Be 4/6 の他に、増結専用車として運転台のない2車体連接車 Be 4/6 と、単独のボギー車 Be 2/4 (Pony) がある。また、バリアフリー対応として、2車体連接車 Be 4/6 の中間に低床車体を追加した改造車 Be 4/8 (Sänfte) も生まれた。
走行システムはデュワグカーなどと同様のモノモーター方式で、1~2次車では直流電動機のチョッパ制御、3次車では三相交流誘導電動機のインバーター制御(回生ブレーキ付き)である。ブレーキシステムには、電気指令式の液圧動作ばねディスクブレーキを採用している。ヨーロッパの多くの都市同様、チューリヒでも路線の終端部はループ線となっているため、運転台と乗降扉は片方の側にしかない。連結運転のための電気連結器付きのGFT型密着連結器[2]を両端に持ち、1~3次車すべての連結運転が可能である。
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番号
- Be 4/6 2001~2045
- 1976年~1978年製の1次車。運転台付き2車体連接車。
- Be 4/6 2046~2098
- 1985年~1987年製の2次車。運転台付き2車体連接車。2次車は出力が150kW×2に増強された。
- Be 4/6 2099~2121
- 1991年~1992年製の3次車。運転台付き2車体連接車。3次車は交流誘導電動機に変更、出力も160kW×2に増強された。全車が Be 4/8 に改造された。
- Be 4/8 2099~2121 Sänfte[3]
- Be 4/6 2099~2121を、2004年~2005年に低床の中間車体を追加して3車体連接車としたもの。中間車は連接部を除き超低床になっている。
- Be 4/6 2301~2315
- 1978年製の1次車で運転台のない[4]増結専用車。
- Be 2/4 2401~2420 Pony[5]
- 1985年~1987年製の2次車で、運転台なしの増結専用ボギー車。形式が示すように、片方の台車のみモーターが付く。
- Be 2/4 2421~2435 Pony
- 1992年製の3次車相当の増結専用ボギー車。交流誘導電動機のインバータ制御車である。
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運行
2007年現在次のような系統で運行されている。
- Be 4/6(単独): 8、15系統
- Be 4/6 + Be 4/6: 7、11、14系統
- Be 4/6 + Be 2/4: 3、4、5、9系統
- Be 4/8(単独): 6、10系統
同系車
- フォルヒ鉄道(Forchbahn = FB)
- Be 4/4 51~58 (1994)
- Be 8/8 21/22~31/32 (1976~1986)
- Bt 201~204 (1981/1982)
- ベルン-ソルトゥルン地域交通(Regionalverkehr Bern-Solothurn = RBS)
- Be 4/6 81~89 (1987/1988)→Be 4/8 81~89
外部リンク
参考文献
- Peter Kamm "Zürich Transport 1882-1996", Action Pro Sächsitram, 1996
関連項目
脚注
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