W・ウェスレイ・ピーターソン

ウィリアム・ウェスレイ・ピーターソン（William Wesley Peterson、1924年4月22日 - 2009年5月6日）は、アメリカ合衆国の数学者・計算機科学者である。巡回冗長検査(CRC)を開発したことで知られる^[1]。

W. Wesley Peterson W・ウェスレイ・ピーターソン
生誕	(1924-04-22) 1924年4月22日 アメリカ合衆国 ミシガン州マスキーゴン
死没	(2009-05-06) 2009年5月6日（85歳没） アメリカ合衆国 ハワイ州ホノルル
研究分野	数学、計算機科学
出身校	ミシガン大学
主な受賞歴	日本国際賞 クロード・E・シャノン賞
プロジェクト:人物伝

生涯

1924年4月22日にミシガン州マスキーゴンで生まれた。1954年にミシガン大学でPh.D.を取得した^[2][3]。同年、IBMに入社した^[4]。1964年にハワイ大学マノア校の情報・計算機科学（英語版）の教授となった^[4]。

1961年の"Error Correcting Codes"など、誤り訂正符号に関する本を多数執筆した^[5]。1950年代初頭には、無線学会（現 IEEE）の情報理論プロフェッショナル・グループに参加し、信号検出理論（英語版）の発展に対し大きな貢献をした^[6]。また、プログラミング言語^[7]、システム・プログラミング（英語版）、コンピュータネットワークの分野での研究も行った。

2009年5月6日、ハワイ州ホノルルで死去した^[3]。

受賞歴

• 1981年 - クロード・E・シャノン賞^[4]
• 1984年 - IEEEセンテニアル・メダル（英語版）^[4]
• 1999年 - 日本国際賞^[2][8]

私生活

2005年のホノルルマラソンでは、80～84歳の部で16位で完走した^[9]。

生涯に2度結婚しており、子供が5人いる^[3]。