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Yak-11 (航空機)

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Yak-11 (航空機)
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Yak-11Yakovlev Yak-11 / Jak-11 ヤク11 / ロシア語:Як-11 ヤーク・アヂーンナッツァチ)は、ヤコヴレフ設計局が開発し、国土防空軍などで運用された練習機

概要

Yak-3戦闘機の機体フレームを使用して開発された複座練習機で、チェコスロバキアではC-11として製造された。

NATOが用いたコードネームの「ムース (Moose)」は、ヘラジカの意。

概要

Yak-3液冷式VK-105PF-2エンジンに換えて空冷式ASh-21星型エンジンを搭載した。生産は主にチェコスロバキアのレト(LETクノヴィツェ)社で行われ、同社製の機体はC-11チェコ語:ツェー・イデナーツト)と呼ばれる。輸出は各国になされた。近年では第二次世界大戦機風の塗装を施した機体やYak-9風の改修を施した機体が航空ショーなどで活躍している。

1951年には発展型のYak-11UYak-11Tが開発された。

スペック

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航空ショーでのYak-11(2005年9月)
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ハンガリーのYak-11

Yak-11

  • 翼幅:9.40m
  • 全長:8.20m
  • 全高:3.28m
  • 翼面積:15.40m2
  • 空虚重量:1,900kg
  • 最大離陸重量:2,440kg
  • 機内燃料:268L
  • 発動機:シュベツォフ ASh-21×1
  • 出力:570馬力×1
  • 最高速度:460km/h
  • 巡航速度:370km/h
  • 実用航続距離:1,250km
  • 上昇力:8.10m/min
  • 実用飛行上限高度:7,100m
  • 乗員:2名
  • 兵装:ShKAS 7.62mm機銃×1もしくはUBS 12.7mm機銃×1、25-100kg爆弾×2、PAU-22写真機

運用者

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Yak-11とC-11が運用された国
アフガニスタンの旗 アフガニスタン
アルジェリアの旗 アルジェリア
エジプトの旗 エジプト
 オーストリア
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
中華人民共和国の旗 中国
ハンガリーの旗 ハンガリー
ブルガリアの旗 ブルガリア[2]
ポーランドの旗 ポーランド
ルーマニアの旗 ルーマニア

など

現存する機体

  • 列挙したものは一部である。
  • C-11はサイト等によっては番号の整合性が合わないがYak-11と紹介されているものもある。
さらに見る 型名, 番号 ...
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脚注

参考文献

関連項目

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