張作霖爆殺事件
1928年の張作霖の暗殺張作霖爆殺事件(ちょうさくりんばくさつじけん)は、1928年(民国17年/昭和3年)6月4日、中華民国奉天省奉天市近郊で、日本の関東軍が奉天軍閥の指導者張作霖を爆殺した事件。
関東軍は国民革命軍の仕業に見せかけて満州に巨大な勢力を持つ軍閥の領袖であった張作霖を暗殺し、満州における日本の勢力拡大を図ったもので、それを機に一気に南満洲に進攻し占領しようとしていた計画もあったとされる。この事実は一般国民には事件後長らく秘匿され、戦後、東京裁判で元陸軍田中隆吉および社会党左派で衆議院議員だった森島守人による証言が出るまでは犯人は不明とされていた。
記事を読む