アルーマニア語
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アルーマニア語(アルーマニアご、armâneaştiまたはarmãneshce、ルーマニア語: aromână)は、バルカン半島で話される東部ロマンス語派の言語である。別名としては、マケド・ルーマニア語Macedo-Romanian、またはヴラフ語Vlachが知られている。
概要 アルーマニア語, 話される国 ...
アルーマニア語 | |
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Makedon-armânâ, armâneashti; armãneshce | |
話される国 | ギリシャ、アルバニア、ルーマニア、セルビア、ブルガリア、マケドニア共和国 |
地域 | ヨーロッパ東南部 |
話者数 | 30万~80万人 |
言語系統 | |
表記体系 | ギリシア文字、ラテン文字 |
言語コード | |
ISO 639-2 |
rup |
ISO 639-3 |
rup |
SIL | RUP |
消滅危険度評価 | |
Definitely endangered (Moseley 2010) | |
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この言語はバルカン半島がローマ化された後に形成され、ルーマニア語と多くの語彙を共有しており、非常に似た文法と語形を持っている。ルーマニア語とアルーマニア語の最も大きな相違点は語彙にある。前者は隣接していた諸国が使用していたスラブ諸語の借用語が多いが、アルーマニア語は地理的にも、また歴史的経緯からも、ギリシャ語の借用語が多い。
ルーマニア語とアルーマニア語が、二つの独立した言語であるか、それとも派生言語や方言の類であるかについては、いまだ議論の中にある。しかしながら、多くの言語学者は、これらを別の言語と認識している。