インターネットアーキテクチャ委員会
ウィキペディア フリーな encyclopedia
インターネットアーキテクチャ委員会(インターネットアーキテクチャいいんかい、Internet Architecture Board、IAB)とは、インターネットソサエティ(ISOC)がインターネットの技術的・工学的開発を監督するために設置した委員会である。
配下には多くのタスクフォースがあり、最も重要なものとしてInternet Engineering Task Force(IETF)とInternet Research Task Force(IRTF)がある。
IAB の母体となったのは、アメリカ国防総省の国防高等研究計画局が1979年に設立した Internet Configuration Control Board である。同委員会は1984年に Internet Advisory Board となり、1986年5月には Internet Activity Board となった。その後、1992年1月、インターネットがアメリカ政府の管理下から徐々に国際的な公共物となってきたことを受けて、ISOC 管理下のインターネットアーキテクチャ委員会となった。