旧台湾ドル
中華民国台湾省で使われていた通貨 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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旧台湾ドル (きゅうたいわんドル、中国語: 舊臺幣、英語: Old Taiwan dollar)、あるいは旧台幣(きゅうたいへい)、オールド台湾ドル(オールドたいわんドル)は、中華民国行政院が1946年に台湾銀行に許可を与えて発行を委託した、台湾で発行された紙幣のことで、正式名称を「台幣兌換券」という。日本統治時代に「台湾銀行券」が存在したために「新台幣」と呼ばれたが、この後1949年6月15日に「新台幣(新台湾ドル)」が発行されたために、旧台湾ドルと呼ばれた[1][2]。正式な許諾の前に、台湾銀行は1946年5月22日に旧台湾ドル紙幣を発行したが、最初は1元、5元、10元の紙幣だけが発行され、9月1日には50元と100元紙幣が発行されたが、物価の変動により500元、1000元、さらには1万元紙幣までが発行された。発行されてはいないが100万元紙幣すら印刷はされた。その後は貨幣制度改革が行われ、(旧台湾ドルに対し)4万対1の比で新台湾ドルが発行された[3][1][2]。