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『コヴェナント/約束の救出』[3](コヴェナント やくそくのきゅうしゅつ、原題: Guy Ritchie's The Covenant)は、2023年に公開されたアメリカ合衆国・スペイン・イギリスの合作によるアクション・スリラー映画。
このページ名「コヴェナント」は暫定的なものです。(2023年2月) |
コヴェナント/約束の救出 | |
---|---|
Guy Ritchie's The Covenant | |
監督 | ガイ・リッチー |
脚本 |
ガイ・リッチー Ivan Atkinson Marn Davies |
製作 |
ガイ・リッチー Ivan Atkinson John Friedberg Josh Berger |
出演者 |
ジェイク・ジレンホール ダール・サリム |
音楽 | クリストファー・ベンステッド |
撮影 | Ed Wild |
編集 | James Herbert |
製作会社 |
STXフィルムズ トフ・ガイ・フィルムズ |
配給 |
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ Amazon Prime Video[1] キノフィルムズ |
公開 |
2023年4月21日 2024年2月23日 |
製作国 |
アメリカ合衆国 スペイン イギリス[2] |
言語 | 英語 |
製作費 | $55 million[1] |
ガイ・リッチーが共同脚本と共同製作を担当し、監督も務めた。ジェイク・ジレンホールとダール・サリムが主演する。2023年4月21日に米国では劇場公開された。
2018年、アフガニスタン紛争に派遣されていたアメリカ陸軍グリーンベレーのジョン・キンリー曹長率いるチームは、ターリバーンの拠点捜索の任務を請け負っていたが、捜索のために検問を行っている最中、部下のジャクソン軍曹と現地通訳をターリバーンの車爆弾で失い、補充のためにカーシャー二等軍曹と現地通訳のアーメッドがチームに加わる。
当初はやや反抗的な態度のアーメッドに手を焼くキンリーだったが、現地の裏事情に詳しく、身重の妻と共にアメリカ在住権を得るために奮闘するアーメッドにキンリーのチームは度々助けられ、アーメッドは信用を得ていく。得られた情報からターリバーンの拠点を発見したチームは遠征をおこない、拠点の爆破工作を行うが直後にターリバーン構成員の逆襲を受け、チームはキンリーとアーメッドを残して全滅してしまう。
車両を失い、米軍の基地まで100km以上も離れている場所に取り残された2人は徒歩によって帰還を図るが追撃を受け、道中キンリーは被弾して歩くことも出来ないほどの重傷を負ってしまう。アーメッドは現地の人々と時には協力し、様々な手を尽くしてターリバーンの追撃をかわしながらキンリーを運び続け、遂にキンリーと共に米軍部隊に救出される。
アメリカに帰還したキンリーだったが、後にアーメッドはキンリーを救助したことで地元の非ターリバーンの人々から英雄的扱いをされてしまい、ターリバーンに命を妻ともども狙われているのを知る。
移民局などにかけ合うもまるで進展がないことに苦慮したキンリーは上官のヴォークス大佐や同僚のオブラディにかけあってビザの発給と民間軍事会社の協力をとりつけ、自らアフガニスタンに戻りアーメッド一家を救出するべく奔走する。
※括弧内は日本語吹替。
2021年10月にジェイク・ジレンホールが主演に決定すると同時に、ガイ・リッチーが監督を務めることや、G・リッチー自身がIvan AtkinsonやMarn Daviesと共同で脚本を執筆することが発表された[4]。2022年1月にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)が本作の米国での配給権を購入し、合弁会社であるユナイテッド・アーティスツ・リリーシングを通じて配給することを予定している。一方で、本作に共同出資したSTXフィルムズが国際販売を担当し、その結果、Amazon Prime Videoがヨーロッパやオーストラリア、カナダ、ラテンアメリカ、南アフリカでの配給権と、アメリカでの劇場公開後のストリーミング配信権を取得した[5][6]。
撮影は、2022年2月にスペインのアリカンテで始まり、ダール・サリムとアレクサンダー・ルドウィグ、アントニー・スター、ジェイソン・ウォン、Bobby Schofield、Sean Sagar、Christian Ochoa、エミリー・ビーチャムがキャストに加わった[7]。当初、『The Interpreter』というタイトルだったが、2022年12月にG・リッチーがタイトルを『The Covenant』に変更したと明かした[8]。
2023年4月21日に公開が決定している本作は、アメリカ合衆国ではMGMが配給し、アメリカ国外ではAmazon Prime Videoが配信された[9]。
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