サロン・ドートンヌ
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サロン・ドートンヌ(Salon d'automne)は、毎年秋にパリで開催される展覧会。「秋のサロン」、「秋季展」の意。ル・サロン(官展)を運営するフランス芸術家協会、および国民美術協会(ラ・ナシオナル)の保守性に対抗して、1903年にベルギーの建築家フランツ・ジュールダン(フランス語版)を中心とするギマール、カリエール、ヴァロットン、ヴュイヤール、ボナール、ルオー、マティス、マルケらの建築家、画家、版画家によって創設された。多分野にわたる前衛芸術家・新進芸術家を積極的に紹介し、とりわけ、1905年にフォーヴィスムが誕生した展覧会として知られている。