ダットサン・サニーキャブ/日産・チェリーキャブ
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サニーキャブ / チェリーキャブ(SUNNY CAB / CHERRY CAB)は、日産自動車が発売していたキャブオーバー車。トラック型のほか、ワンボックス型にはバンと乗用登録のコーチがある。
日産自動車の販売チャンネル「サニーキャブ(サニー店)」、「チェリーキャブ(チェリー店)」向けに、それぞれの専売モデルとして発売された。
「キャブライト」から「キャブスター」へのモデルチェンジの際に車格が上がったことから、その穴埋めと、愛知機械のコニー、コニーワイドの生産終了も見越した軽貨物からの移行組を含む新規顧客の獲得を目的として開発された。当初よりライトバンやコーチ(ワゴン)をラインナップすることや、積載量などから、販売店は異なるが、実質的にはキャブライト(日産店扱い)の後継車といえる。
後継車は日産店向けを加えた「サニーバネット」、「チェリーバネット」、「ダットサン・バネット」となり、1967年(昭和42年)11月にトヨタとダイハツが提携したことで激化した、小型商用車のシェア争いに対応した。