ドライゼ銃
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ドライゼ銃(ドライゼじゅう、独: Dreyse Zündnadelgewehr)は、1841年にプロイセン軍に採用された軍用小銃であり、世界初の実用的ボルトアクション小銃である。
概要 ドライゼ銃, 種類 ...
ドライゼ銃 | |
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種類 | 歩兵銃 |
製造国 | プロイセン王国 |
設計・製造 | ヨハン・ニコラウス・フォン・ドライゼ |
年代 | 1840年代 |
仕様 | |
種別 | 小銃 |
口径 | 15.4mm |
銃身長 | 910mm |
ライフリング | 4条 |
使用弾薬 | ドライゼ(針打式)紙製薬莢 |
装弾数 | 単発 |
作動方式 | 針打式ボルトアクション方式 |
全長 | 1420mm |
重量 | 4.7kg |
発射速度 | 1-12発/分 |
銃口初速 | 305 m/s |
有効射程 | 250-600m |
歴史 | |
設計年 | 1836年 |
製造期間 | 1841年 - 1869年 |
配備期間 | 1848年 - 1871年 |
配備先 | プロイセン軍および同盟軍 |
関連戦争・紛争 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争、普墺戦争、普仏戦争、露土戦争 (1877年-1878年) |
製造数 | 500,000丁 |
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この銃はプロイセンの銃工であったヨハン・ニコラウス・フォン・ドライゼによって発明された。開発は1824年に始まり、数多くの試作を経て1836年に完成した。この功績により、ドライゼは1864年に爵位を与えられている。
先進的すぎる存在だったため開発当初はほとんど注目されなかったが、1860年代のプロイセンが国土拡張に転じたことによって、幾多の戦場でプロイセン軍を勝利に導く原動力となり、その名声を全世界に轟かせた。
ドライゼ銃は、長い撃針が紙製薬莢を貫いて弾底の雷管を撃発させる撃発機構、および弾薬から「ドライゼのニードルガン」とも呼ばれ、日本では火針銃または針打式、撃針銃、旧日本軍の公文書にはドイツ語の Zündnadelgewehr の発音「ツュントナーデルゲヴェーア」から“普式ツンナール銃”と記されている。