ピョートル・バグラチオン
ロシア帝国の軍人、ナポレオン戦争時の将軍 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
ピョートル・イヴァーノヴィチ・バグラチオン(ロシア語: Пётр Ива́нович Багратио́н, ラテン文字転写: Pjotr Ivanovich Bagration; ジョージア語: პეტრე ბაგრატიონი, ラテン文字転写: Petre Bagrationi; 1765年7月10日 - 1812年9月12日)は、ロシア帝国の軍人、貴族。ナポレオン戦争(ロシア遠征、祖国戦争)時にロシア帝国の将軍としてロシア第2軍を率いた。
グルジアのカルトリ王国バグラティオニ朝(英語版)の後裔にあたり、曾祖父はカルトリ国王イェッセである。北カフカースのキジルヤール(Kizlyar、現在のダゲスタン)で生まれ、長じてロシア帝国の将軍として仕えた。バグラチオンの父イワン・バグラチオン(イヴァーネ・バクラチオニ)は、グルジアの王子でロシア軍の大佐。バグラチオンの兄弟ロマン・バグラチオン(レヴァズ・バグラチオニ、Roman( Revaz) Bagrationi)もロシア軍に入隊し、将軍となった。