ブルーバック
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この項目では、映像処理における合成技術について説明しています。Microsoft Windowsのエラー画面については「ブルースクリーン」を、その他の用法については「ブルーバック (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ブルーバック (Blue back) とは、映像、表示などにおいて、背景(バックグラウンド)が青い色をしている状態のこと。青い背景は、様々な分野で異なった目的、状況で用いられている。
- 画像の合成を前提とした素材の撮影時に、青い背景(背景の反射光で被写体が青みがかり色が暗く見えてしまうので(後述)、緑色を使うことも多く、この場合は「グリーンバック」とも呼ばれる)を用いる技術のこと。本稿で解説。
- スライド映写用のフィルムの種類で、青い地に白い文字を使ったスライドのこと。ブルースライドとも呼ばれる。白黒フィルムを専用のジアゾフィルムに転写して作成する。安価でコントラストが高く、文字、図表などが見やすい。コンピュータ出力によるカラースライドフィルム作成が一般化する前によく用いられた。