ペンダ (マーシア王)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ペンダ(Penda、? - 655年11月15日)は7世紀、七王国時代のマーシアの王(在位:626年頃 - 655年)。マーシアに隆盛をもたらした人物として知られている。またキリスト教がアングロサクソン諸国に広まりつつあった時代にキリスト教に帰依していなかった人物としても知られる。
概要 ペンダ Penda, 在位 ...
ペンダ Penda | |
---|---|
マーシア王 | |
ウースター大聖堂にあるステンドグラス 、ペンダの死を描いている。 | |
在位 | 626年頃 - 655年 |
死去 |
655年11月15日 |
子女 |
ペーダ ウルフヘレ エゼルレッド1世 キュネブルフ キュネウィズ |
父親 | ピュバ |
テンプレートを表示 |
閉じる
ペンダは633年のハットフィールド・チェイスの戦いでノーサンブリア王エドウィンを敗死させ、9年後のマザーフィールドの戦いではエドウィンの後継者オスワルドも戦死させ、イングランド中央部に強大な勢力を持つ王となった。さらに彼はイースト・アングリアと戦いこれに勝利、そしてウェセックスに進攻して王チェンワルフを亡命させ、さらにノーサンブリアへ進攻するなど強大な権力を持つ王となった。しかしその13年後の655年、ノーサンブリアに転戦中、ウィンウェドの戦いで戦死した。