ヨハネス・アプロマイト
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ヨハネス・アプロマイト(独: Johannes Abromeit、1857年2月17日 - 1946年1月18日)は、ドイツの植物学者である。
東プロイセンのPaschleitschenに生まれた。ケーニヒスベルク大学で学び、キャスパリ(Robert Caspary)のもとで学位を得た。1888年からケーニヒスベルク生物学研究所の助手となり、ファンヘーフェン(Ernst Vanhöffen )の探検隊が、グリーンランド西部で採集した植物の研究を行った。1895年にドイツ自然科学アカデミー・レオポルディーナの会員に選ばれた。1898年に、著書『西プロイセン、東プロイセンの植物』("Flora von West- und Ostpreußen")を出版した。1912年にイェナ大学の准教授に任じられた。アプロマイトの標本は第二次世界大戦のケーニヒスベルクの戦いによって失われた。
パイナップル科の属名、Abromeitiella Mez(Deuterocohniaのシノニム)や、サクラソウ科の属名、Abromeitiaに献名されている。