レベル表現
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レベル表現(レベルひょうげん、英語: level)とは、おもに音響や電信などの信号を扱う分野で使われる語であり、対象とするスカラー量について、基準となる量との比の対数をとって表した量である。[疑問点 – ノート]。単位はデシベル(記号: dB)がよく用いられる。比の対数。対数尺度。
レベル表現が多用される場面には、量の和や差よりも積と商が優位となりがちな増幅や減衰を扱う領域がある。桁のかけ離れた量が混在する場面では対数を取ることでその扱いは容易となる。 レベル表現は一つの表現形式であり、基準量の値を添えることで元の表現と同一の情報となる。分野領域ごとにレベル表現がもっぱら使用される物理量がある。