ヴィパッサナー瞑想
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ヴィパッサナー瞑想(ヴィパッサナーめいそう、巴: vipassanā-bhāvanā)は、ナーマ(こころのはたらき、漢訳: 名〔みょう〕)とルーパ(物質、漢訳: 色〔しき〕)を観察することによって、仏教において真理とされる無常・苦・無我を洞察する瞑想(バーヴァナー)である[1]。アメリカでは仏教色を排した実践もあり、インサイトメディテーションとも呼ばれる[2][3]。
概要 仏教用語 ヴィパッサナー, パーリ語 ...
仏教用語 ヴィパッサナー | |
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パーリ語 |
विपस्सना Vipassanā |
サンスクリット語 |
विपश्यना (vipaśyanā) |
チベット語 |
ལྷག་མཐོང་ (Wylie: lhag mthong; THL: lhak-thong) |
ビルマ語 | ဝိပဿနာ (WiPakThaNar) |
中国語 |
觀 (拼音: guān) |
英語 | insight, clear-seeing, special seeing, distinct seeing |
クメール語 |
វិបស្សនា (vipassana) |
シンハラ語 | විපස්සනා |
ベトナム語 | quán |
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ヴィパッサナー(巴: vipassanā[注釈 1], ウィパッサナーとも[4])は「観察する」を意味する[5]。また、ヴィパッサナー(巴: vi-passanā)とは「分けて観る」、「物事をあるがままに見る」という意味である[要出典]。