交響的協奏曲 (プロコフィエフ)
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チェロと管弦楽のための交響的協奏曲(露: Симфония-концерт для виолончели с оркестром)ホ短調 作品125は、セルゲイ・プロコフィエフが1951年から1952年にかけて作曲した作品で、2作目のチェロ協奏曲である。プロコフィエフはその後、『チェロ小協奏曲』の作曲にも着手したが、これは未完に終わった。
この協奏曲が最終的に『チェロ協奏曲第2番』とされなかった理由はいくつか考えられるが、最も大きなものとしては、これが『チェロ協奏曲第1番』作品58を改作したものであるという点が挙げられる。実際、楽曲の構成、主要主題は旧作と同じものによっているが、結果としては大きく異なる大曲に仕上がっている。また、管弦楽が交響的要素を強めている点も題名に反映されたと言える。
初演者であり、改作にも協力したムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈されている。