コンチェルト・グロッソ
バロック期の協奏曲 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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コンチェルト・グロッソ(伊: concerto grosso)は、バロック時代に用いられた音楽形式の一つである。トリオ・ソナタのソロ群(コンチェルティーノ concertino)とオーケストラの総奏(リピエーノ ripieno — コンチェルト・グロッソとも呼ぶ)に分かれ、2群が交代しながら演奏する楽曲のことである。通常は4 - 6楽章によって構成されている。かつては合奏協奏曲(がっそうきょうそうきょく)という訳語が充てられたが、ソロ群のないコンチェルト・シンフォニアという形式が別に存在するため、合奏協奏曲という訳語は不適切であり、近年はそのままコンチェルト・グロッソと称することが多い。[要出典]