行為障害
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行為障害(こういしょうがい、conduct disorder、CD)は、DSM-5からは素行障害の訳となり素行症の訳語も併記され、反復して持続的な、反社会的、攻撃的、また反抗的な行動パターンを特徴とし[1]、年齢相応の社会規範や規則を大きく逸脱している状態である。これらの行動パターンはよく反社会的行動と呼ばれる[2]。それ故、通常の子どもっぽい悪戯や青年期の反抗に比べてより重篤でなければならないとしている[1]。また、6か月以上持続している必要がある[3][4]。これは司法行政的な文脈において、非行という概念で論じられてきた範疇のものを多く含んでいる。
概要 行為障害, 概要 ...
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行為障害はよく成人の反社会性パーソナリティ障害(ASPD)の前段階となっており、18歳未満ならばASPDの診断とはならない[5]。