夜明けのロボット
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『夜明けのロボット』(The Robots of Dawn)は、アイザック・アシモフのSF小説。1983年に刊行された。
『鋼鉄都市』『はだかの太陽』の続編にあたるアシモフのロボット長編シリーズ3作目。やはりSFミステリ作品だが今回は人間でなくロボット殺しの謎を描く。
元々は『はだかの太陽』発表間もない1958年に『無限の境界』の表題で書き始められていたが、既にアシモフの興味がノンフィクションに移っていたために筆が乗らず途中で放棄された。しかしファウンデーションシリーズの30年ぶりの新作『ファウンデーションの彼方へ』の執筆中にアシモフは同シリーズとロボットシリーズをひとつの歴史に纏める構想を抱き、それに基づき「心理歴史学」に言及するなどファウンデーションシリーズとの関連を盛り込んで新たに書き下ろされ、さらに続編『ロボットと帝国』に繋がっている。